PIKEY PEAK(ピッケイ・ピーク)はカトマンズの北東、直線距離で120Kmのところにあります。エベレストを含むヒマラヤのビューポイントで、エベレストまでは直線距離で60Km位です。近くにエベレストに行く為に使っていた古いトレッキングルート(ジリ↔ナムチェ 今のエベレスト街道はナムチェからです)があり、今も少数のトレッカーが歩いています。そこも含めて歩いて来ました。
地図はカトマンズ・タメル地区で売っています。古い物もあるので注意
ピッケイピークは登りやすい平凡な山ですが、2つの頂上はそれぞれ4065mと4068mあります。
2019/11/8早朝、カトマンズ・チャベル地区(1330m)よりジープで出発。ジープはインドのTATA製8人乗り、真ん中と後部座席は3人のところを4人ずつ詰め込まれます。
同乗した母娘
この付近はリンゴの産地です。
午後3時頃、なんとヒョウ豹が道路に死んでいました!!
崖から落ちて死んだそうです。
18:00頃、暗くなってからトレッキングの出発地サレリ(2390m)着 ドライバーの紹介で泊った宿「エベレストホテル」は高かったです。ツイン・トイレ付で1500ネパールルピー(約1500円) 共同シャワーはぬるめ 食事は美味しかったですが、やはりトレッキングルートの食費はカトマンズの3〜5倍します。近くに安いホテルや食堂はありました。
11/9(2日目) 8:00トレッキング出発 タクシンドゥ峠(3071m)に向かいます。
正面に見える山で左が Numbur(6958m) 右がKhatang(6852m)です。
寒いのに素足です。
道路のすぐ横の森に猿の群れが‼ ネパールで一番大きな猿ラングルです。
今回猿を見たのはこれが最初で最後でした。
16:00 タクシンドゥ峠(3071m)到着 最後350mの登りは階段状できつかったです。
新しい大きなストゥーパ(仏塔)があります。
最初はここから少し下ったところにあるタクシンドゥ村で泊まろうと思っていましたが、峠にホテル(ロッジ)が有り景色も良いのでここに泊まりました。「Hill Top GH」シングル300ルピー(300円 ベッドだけの小部屋) シャワー300ルピー(使わず) 食事はまあまあ スタッフは親切
朝食のツァンパ(麦こがし)です。 お湯やミルクで練ります。 チベットティー(バター茶・シェルパティー)はおかわりをすすめられますが料金はキッチリととられます。
11/10(3日目) タクシンドゥ村(2930m)にあるゴンパ(チベット仏教寺院)見学の為、延泊
体罰?
小坊主 女の子もいます 学校もあります。貧しい家庭の受け皿になっているのでしょうか?
ラバトレインが村をつないで荷物を運んでいます。
ラバはロバと馬のミックスです。
11/11(4日目) 朝のヒマラヤビュー
後になって気がつきましたがエベレスト(8848m)が写っていました。左端です。
朝食後 峠を下ってまた登り、吊り橋を渡り、洗濯(リュックに吊るしておくと乾きます)をしたりしながらジュンベシ(2675m)までゆっくりとトレッキング。
峠の家族
ネパールはネコが少ないです。山の中では多くが灰色のよく似たネコでした。
中央の右上にタクシンドゥ峠のストゥーパが見えます。
ジュンベシ村は大きめの村でホテル・ロッジが20軒位あるそうです。宿は学校のすぐ横にある「Junbesi Vally GH」ツインルームで言い値500ルピーを値切って200ルピー(200円)に😛 部屋はきれい シャワー300ルピー、久しぶりに使いましたがガス湯沸かし器が小さく、水が冷たい為かぬるかったです。食事はまあまあ 食堂兼リビングでゆっくりできます。
ネパールの国民食的な定食ダルバートです。ダル(豆のスープ)、バート(ライス)、おかず(タルカリ)を混ぜ合わせて食べます。肉のおかず以外はおかわりが可能で、途中で足してくれます。ネパール人の多くは指でたべます。左のボトルはアップルワイン、と云うよりロクシー(焼酎)です。100円
カトマンズのダルバートです。漬け物、生野菜、ヨーグルトなどが付いていて安いです。160円 山のダルバートの1/3位
11/12(5日目) ジュンベシ村(2675m)でゆっくり
ホテルのとなりは小中高の大きな学校です。生徒数は160名位で40名は寄宿舎に泊まっているそうです。遠くの村から来ているのでしよう。寒いのに素足でサンダルの子供も多いです。
北へ歩いて1時間位の山の中腹に大きな修道院があります。「Thutungchhel Monastery」修道女500名 タンカ(仏教画)が有名ですが見るのを忘れていました。😿
歌いながら作業をしています。
ジュンベシのゴンパ(僧院)です。ここも歴史があるそうです。
ジュンベシ村
次回は ピッケイピークトレッキング 其の二 いよいよエベレストビューへ こんな処でマラソン?‼
ありがとうございました。