バングラデシュは行政上7つの管区に分けられています。
まずは中央部のダッカ管区・ダッカから北西部のロンプール管区・ディナジプールへ向かいます。その後遺跡などをめぐりながら南下してラジシャヒ管区を通りクルナ管区・クルナまで行こうと思います。
2019年12月7日 早朝 ホテル近くのバスチケット売り場へ行ってチケットを買います。そしてローカルバスで出発地ガブトリ・バスターミナルへ行きます。ここまでは係員が教えてくれ、バス代は無料です。
ローカルバスの車掌は私が乗るバス会社の待合室前で降ろしてくれてそこで待ちます。バスが来たら係員が教えてくれて乗り込みます。
便利なシステムですがチケット売り場を見つけるのが大変です。
私はたまたまホテル近くで見つけました。
9:30 ガブトリ・バスターミナル発
19:00 ロンプール管区・ディナジプール着 550タカ(715円)😁
乗ったバスは日本の日野製でした。
大河ブラフマプトラ川(バングラデシュではジョムナ川)に架かるジョムナ橋を渡ります。
これは別の川です。
実りの秋の刈り入れが終わった頃です。
池の畔でゆっくり。
池で魚獲り
池の中のかごに網が付けてあり、牛の上の方にある取っ手を下げると魚の入ったかごが上がります。
ディナジプールでは「地球の歩き方」に載っている安宿
「Hotel Unique Residensial」へ シングル500タカ(650円) トイレ 水シャワー WiFiなし
ここは悪くはなかったのですが、虫と蚊がいたので翌朝宿替え。
同じく「歩き方」に載っている駅前の「Hotel Shahara Residensial」へ 同じく500タカ トイレ(ペーパー付!!!) 水シャワー(バスタオル付!!!) WiFiなし
ここは部屋は小さいですが小綺麗で良かったです。😀🤗
夜には防虫スプレーを撒いてくれます。
ディナジプール市内
郊外のラジバリ跡(地域の王家の居城)は保存状態が悪くイマイチでした。無料
中で作って売っていたライスペーパー?
しかし、附近の村の散策は面白かったです。ロンプール管区はヒンドゥー教徒が多く女性もきさくです。
刈り入れの終わった畑
村内
女学生の制服は赤と濃い緑で国旗の色です。
鍛冶屋
米粉が原料の焼きスナック。
翌日 バングラデシュの至宝とも言われるカントノゴル寺院(1752年 ヒンドゥー寺院)へ ディナジプールの北25km バスで30分。
バスを降りて橋を渡り田園風景の中を1km歩きます。
川で牛の水浴び。
カントノゴル寺院 ここ1ヶ月は特別な礼拝期間らしくて賑やかです。
中央の御神体はまだカーテンで隠されています。
カーテンが引かれ、レースが掛けられた御神体が現れます。
三層建てです。
レースが取られ御神体(シヴァと妻パールヴァティー?)にプージャ(礼拝)。
そして境内を回ります。
日本でゆうところの餅まき。砂糖菓子でした。
サドゥ(修道者)もいます。
女サドゥ
剃髪する女性信者もいます。ヒンドゥー教の聖地では時々見かけます。
休憩中
壁面を飾るテラコッタのレリーフ ヒンドゥーの神話やイスラムの風俗などです。
店や屋台が多く出ていてお祭りのようです。
観覧車?😂
子供列車も走っています。
12月10日 列車で中西部のラジシャヒ管区・ジョエプルハットへ
2時間30分 ブルトジャーナ急行 2等座席指定 110タカ(143円)🤣🥰
列車は安いですが運行本数が少なく、急行は満席も多いです。
朝のディナジプール駅
列車内 なぜか植物が。
ジョエプルハット着 見ると線路の一部が古着のマーケットになっていました。😲
踏切の線路上はフルーツマーケットに。😅
ジョエプルハットの宿も「歩き方」で「Hotel Pritibi」へ
シングル500タカ(650円) トイレ 水シャワー WiFi有り😀
お湯シャワー付は1000タカ 今の時期朝晩は肌寒いです。
近くに市場があり魚が豊富です。
国民魚イリッシュ
別の所ではナイトマーケットもありました。
民家で質素に行われていた結婚式
子供と子ヤギの写真を撮っていたらこの男性が結婚式に案内してくれました。祝儀をあげていたら良かったかなと、あとで思いました。
ジョエプルハット市内にて。
朝晩は寒いのでヤギにも服を着せています。
おもしろいアヒル。
かご屋
かご作り。
翌日、世界遺産パハルプールへ バスまたは乗り合いオート力車で近くの村まで行きます。20〜30分 20〜30タカ そこからバンガリ(自転車荷車 6人乗り 電動もあります)ですぐ。同乗のバングラ人が10タカを払っていたので一緒に払いましたが、帰りは5タカ(6.5円)でした。
8世紀に建てられた仏教施設です。入場料200タカ(260円) バングラデシュ人は10タカ(13円)🤨🤔
インドでは7世紀頃に衰退した仏教がここでは11世紀末まで残りました。
正門より 中央部はそこに建てられていた大塔の基礎部分です。この上に楼閣があったそうです。敷地の周囲に177の僧坊があり最盛期には1000人が修行をしていたそうです。
僧坊跡
井戸
下の方に壁画(テラコッタ)が残っています。ほとんどがレプ
リカで、ヒンドゥー教関係が多かったです。
めずらしい仏陀の座像 これはオリジナルらしいです。
同じバンガリで来た大学生
近くの村では青空市場が開かれていました。
次回(6/16予定)はバングラデシュの地方 其のニです。ガンジス川(ポッタ川)などなど。
ありがとうございました。