まず最初に私事ですが、私はこの7月で74歳になりました。このブログのタイトルは「70歳、、、、」ですがこのままで続けます。
そして今回の旅(ブログ106〜)は、2024年4月4日〜7月13日のフィリピン→マレーシア・ボルネオ島→ブルネイ→インドネシア・スマトラ島・ジャワ島・バリ島↔東ティモール、インドネシア・パプア州(ニューギニア島)です。
2024年5月23日、インドネシア・スマトラ島バンダ・アチェからオランウータンの生息地として有名な「グヌン・レイセル国立公園」(世界遺産)へ向かいます。まずは夜行バスでバンダ・アチェの南西600kmにあるインドネシア第4の都市「メダン」へ。約12時間、210000ルピア(2100円)。バスの座席はゆったりとしていて楽でした。
5月24日8:00メダン着。到着場所はてっきり、国立公園に隣接する小さな村「ブキッ・ラワン」行きのバスが出る「ピナン・バリス・バスターミナル」だと思っていたら自社ターミナルでした。しかしバスターミナルまでは3〜4km、バイクタクシーで12000ルピア(120円)でしたので助かりました。歩いてでも行ける距離ですが、メダンは朝から非常に蒸し暑いです。
10:00「ピナン・バリス・バスターミナル」からオレンジ色のミニバスで90km西の「ブキッ・ラワン」へ。約3時間、50000ルピア(500円)。このバスターミナルには外国人ツーリストからバス料金をだまし取ろうとする輩がいるので注意です。料金は降りる時に運転手に払います。バスターミナルにはポリスがいましたが?
途中の街。
13:00「ブキッ・ラワン」着。そしたらバス停に、予約していたホテルのオーナーがバイクで迎えに来ていました? 私に到着時間を知らせるようにとメールをしたらしのですが、私のタブレットはSIMを使っていないのでしばらくの間、Wi-FiがOFF状態だったので返信はしていません。バス停からホテルのあるツーリストプレイスまでは約1〜2kmあります。
宿は「Jungletrekking &Jungletour.....」広いダブルベッドルームで50830ルピア(508円)、ファン、水シャワー、Wi-Fi。朝食付きでしたが、10000ルピア(100円)を渡され外で食べるようにとの事でした。宿泊代が安いのはトレッキング客集めです。多くのホテルは予約をした時点でそこからジャングル・トレッキングに行く事になります。トレッキングの料金は協定で決められています。
「ブキッ・ラワン」のツーリスト・プレイスは水のきれいなバホロク川のそばにあり、大勢のインドネシア人観光客が水遊びをしていました。対岸にもホテルがありますが、すぐ国立公園のジャングルで川には吊り橋がいくつか渡してあります。
ホテルにもサルが来るので、荷物に注意との事でした。
翌日から1泊2日の「ジャングル・トレッキング」です。2076000ルピア(20760円)と高いですが、オランウータンとの遭遇率が高いので欧米人に人気があります。ちなみに3時間、1日、2泊以上のトレッキングもあります。飲み水は自分持ちで、防虫薬、(レインコート・水着)も必要です。不必要な荷物はホテルで預かってくれます。が、最初預かり料を請求してきたので文句を言ったら無料になりました。帰って来たらまたここで1泊するので当たり前ですが。
5月25日9:00出発。イギリス人カップル、ルーマニア人女性、私の4人で、ガイドはホテルのオーナーです。ガイドのアシスタントも同行して昼食やフルーツの用意などをしていました。 ホテルのオーナー兼ガイド。
ゴムの木。ゴムの原料となる樹液を採取。
急なアップダウンが多くあります。
ジャングルに入ってすぐにオランウータンと遭遇。
11:00頃、フルーツ休憩。のどが渇くので水分の多いフルーツは助かります。午後にもありました。
「ドラゴンフルーツ[
「スネークフルーツ」。皮がヘビの皮ふに似ています。
サルが残り物をねらってやってきます。
亀もやって来ました。
この子は別のグループです。ショートトレッキングと思われます。
14:00頃昼食、インドネシアの定番「ナシゴレン(焼きめし)」でした。目玉焼き・キュウリ・トマト・エビせんべいが添えてあります。
午後もオランウータンやそのほかのサルに出会いました。
17:00頃、川辺りのキャンプ地に到着。ヨーロッパ人はさっそく水着で水浴びです。洗濯もあります。その後、コーヒー紅茶とビスケットでゆっくり。男性用トイレは少し高い場所にありましたが外から丸見えでした。キャンプ小屋には各自の蚊帳が吊ってあり、夜の気温は丁度良い位でした。
20:00頃、ビュッフェ式の夕食。ちょっと遅い気が。
翌朝、私は早くから目が覚めましたが、朝食は遅く、出発は11:00頃でした。それまでは長いティータイムで、ジャングルを観察していましたが鳥やサルは見ませんでした。
朝食のトーストサンドとパッションフルーツ。
この日もオランウータンに遭遇。人の通り道を向こうからのっそりとやって来たので、観光客はあわててバックです。
最後は子供のオランウータンでした。
ガイドに編んでもらった葉っぱ帽子。
そして村を流れていた川の上流に出て昼食(同じくナシゴレン)。後、ここから[ラフティング」で村まで帰ります、約30分。ラフティングでは水着またはそれに準ずる服装が必要です。
村に帰着。
「ジャングル・トレッキング」はアップダウンが想像以上にきつく、蒸し暑いのでバテました。特に雨季は大変だと思います。3時間、1日のトレッキングはインドネシア人の子供・ 女性も参加していて、乾季(6〜9月)のオランウータン遭遇率は100%なので、体力に自信のない人は1日のトレッキングで充分だと思います。特に2日目はゆっくりなので。しかし今回のオランウータン遭遇は2日目が良かったです。運と
ガイド次第ですがオランウータンには思っていた以上に出会えました。観光客も思っていた以上に多かったです。
次回はメダンからスマトラ島中部の高原都市「ブキティンギ」です。
ありがとうございました。