2009年9月27日、「モーリタニア・イスラム共和国」の首都「ヌアクショット」から「マリ共和国」の首都「バマコ」へ国際バスで向かいます。バス会社は「SONFE TRANSPORT (VOYAGEURS)」(STV) で、料金は15000ウギア(5400円)、マリ国境でバスを乗り換えます。「ブルキナファソ」の首都「ワガドゥグ」や「ニジェール」の首都「ニアメ」行きのバスもありますが、おそらく同じルートで行って、マリの首都「バマコ」で乗り換えと思われます。

黒丸が国境「Gogui」です。
9月27日7:30、国境の「Gogui」へ向かって出発。バスはまあまあ上等の車両で道も良く、風景は土漠から草原や農地が多くなりました。湖水地帯もあり(洪水かも?)、町や村もあまり離れないで続いています。しかし約937kmの道のりを、なぜか24時間近くもかかりました。私はいくらかの食料を持ってバスに乗り込みましたが、途中で停車した街のターミナルには屋台や食堂があり不自由はありませんでした。しかし、モーリタニアではなぜか、バスに寄って来る物売りはいませんでした。

道中では多くの写真を撮っていたと思っていましたが、これ1枚だけでした。これまでのフィルムカメラの時のクセがまだ抜けていないようです。以前は半年位の旅で36枚撮りフィルム30本位だけでしたので、1枚1枚を大事に撮っていました。
9月28日6:00、国境の「Gogui」着。モーリタニア・イミグレで出国スタンプをもらい、1軒だけあった雑貨屋で少しだけ残ったモーリタニア通貨ウギアをマリ通貨「セーファーフラン」に両替出来ました。そして乗り合いタクシーでマリ・イミグレに行って入国。チェックは簡単で、時差はありません。同じ車で少し離れた国境の街「ニオロ」まで行ってバスを乗り換えます。約1時間、2000ウギア(720円)。この一連の流れはあらかじめヌアクショットで聞いていました。私の隣の席に座っていたコートジボワール人男性はマリ入国で問題があったらしく、タクシーに乗れませんでした。
9:30、「ニオロ」でバスを乗り換えて出発。約500km南の首都「バマコ」に向かいますが、バスは立ち客がいるほどに満員になりました。風景はブッシュの平原風に変わり、道は少し悪くなりました。モーリタニアと違い、バスに集まって来る物売りが多くいました。
17:30「マリ共和国」の首都「バマコ」の郊外「ソコニコ(バスターミナルエリア)」にある自社ターミナル着。ここから街の中心部までは「緑色の乗り合いワゴン」で約15分、料金は150CFA(32円)。私は少額のCFAをヌアクショットの両替屋で手に入れていました。
緑色の乗り合いワゴン車。
「マリ共和国」は日本の約3.3倍の面積がある内陸国ですが、北部の 1/3はサハラ砂漠の一部です。人口はおよそ2450万人で、1960年にフランスから独立したのでフランス語が公用語です。13〜16世紀に「マリ王国」が栄えた歴史ある国で、西アフリカで最も豊かな文化を持っています。中央部を流れる「ニジェール川」をはじめとして見どころが多くありますが、現在は北部からのイスラム過激派などの侵攻で国内は混乱している模様なので要確認です。通貨は西アフリカ・ セーファーフラン(CFA)で、当時のレートは闇両替で1USドル=455CFA、1CFA=0.211円。銀行で1USドル=428CFA、両替屋では450CFAだったので、危険性を考えると両替屋がベターです。 ちなみに西アフリカ・セーファーフランを使っている国はマリ・セネガル・ニジェール・ブルキナファソ・ベナン・トーゴ・コートジボワール・ギニアビサウです。

首都「バマコ」には高いビルが少なく、一国の首都とは思えない、のどかな雰囲気です。美味しいベトナム料理のテイクアウト店やビールが飲める安い店があり、よく利用しました。ビールは大びん900CFA (190円)位で約1ヶ月ぶりに飲めました。朝食は屋台でカフェオレとフランスパンのオムレツサンドで350CFA74円)位。カフェオレは細長いグラスにコンデンスミルクたっぷりとインスタントコーヒー少々を入れてお湯を注ぎます。最初は甘いですが、慣れるとコンデンスミルクの甘さがやみつきになります
宿は「オーベルジュ LAFIA」ドミトリー5000CFA(1055円)。オーナーは「ボクン」さんで日本人女性(この時は日本在住)と共同経営との事でした。日本の本や情報ノートがあり、情報ノートは重宝しました。
「バマコ」寸景。バマコ滞在の主な目的は「ニジェール共和国」のビザ取得でした。
「ニジェール川」雨季が明けたばかりなので水量が多いです。ニジェール川はギニアの山地に発し、マリ・ニジェール・ベナン・ナイジェリアを流れてギニア湾に注ぐ4180kmの大河です。砂漠気候のマリ・ニジェールには恵みの川です。

「グランド・モスク」とマーケット。



西アフリカ伝統の太鼓「ジャンベ」




10月3日、ニジェール川沿いの街「セグー」へ。バスで約3時間、2500CFA(528円)。始発でバスに乗る時は、チケットを買った順番に名前を呼ばれてから乗り込みます。



セグーに着いて、宿を探しなからニジェール川の方へ歩いていると、若い自称ガイドが寄って来ます。これ幸いと、まずは安宿探しです。連れて行ってくれた宿は少し高かったのですが、2階のテラスで安くテント泊が出来ました。1〜2人用のテントは貸してくれました。
「Le Soleil de Mminuit」テントで4000CFA(844円)は高いてす。セグーはホテル・安宿が少ないです。
外に出ると同じ自称ガイドが待ち構えていて、対岸の村を回るボートツアーをしつこく誘います。あまり値切ると手こぎボートになるので注意です。
なんとか振り切って川沿いを散策。景色の良い乗り合いボート乗り場があり、それに続く家々の間から川辺に出られます。そこでは洗濯、食器洗い、ヤギ洗いや若い女性が上半身裸で水浴びをしています。が、残念ながら写真はありません。
















「伝統的家屋」

タバコ売り。1本買いもできます。




フレンドリーな子供達。










次回はマリ観光のハイライトのひとつ、「ジェンネの月曜市と大モスク」です。
ありがとうございました。