コロナ禍で旅に出られなくなって始めたこのブログも3年が過ぎました。表題は「70歳……」ですが、私は今年で74歳になります。面倒くさいのでこのままで続けます。
2024年4月4日、3年8ヶ月ぶりの旅に出ました。ブルネイ、東ティモールなどまだ行っていない国々とその周辺国を周ります。まずはフィリピンへ。
22:30、関空発、「フィリピン・エアー・アジア」マニラ行き。
4月5日01:35、マニラ・ニノイ・アキノ国際空港T3(ターミナル)着。時差が1時間あるので約4時間の飛行です。
夕方着の便も安い料金でありましたが、久しぶりなので着いてからバタバタするのも嫌と思い、あえてこの時間にしました。入国後は到着フロアで仮眠をするつもりでしたがイスありません。なんとか2階の出発エリアで腰を降ろせる場所が見つかりウトウトだけになりました。明るくなってから行動開始、まずは両替です。1フィリピンペソ=約3円。空港の両替所は店舗にもよりますが市内より良いレートでした。最近は市内の両替所も少なくなり、現金主義の私もATMを使わざるを得なくなりました。それなりに便利ですが。
空港から市内へは「エアポートLOOP」(バス)で、ここから近い高架鉄道Line1の「バクララン駅」へ行きます、40ペソ(120円)。このバスは駅との往復だけで、ほかの駅行きもあります。空港からバクララン駅までは歩ける距離ですが、道が自動車専用道路になっているようです。が、歩いている人はいました。
バクララン駅から宿があるU.N.アベニュー駅までは20ペソ(60円)。昔の安宿街エルミタに近く、駅から宿まではエルミタと反対方向に徒歩15分位です。観光をするにもロケーションが良く、賑やかではないですが近くに安食堂がパラパラとあり、宿の一階がコンビニです。
「Snoozeph」ドミトリー336ペソ(1008円)。円安のためか高く感じます。ベッドにはカーテンとコンセントがあり、水シャワー、キッチンなし、アルコール禁止です。居心地はまあまあでした。ホテル横の路地では子供達が夜9時頃まで遊んでいて、若い子はバレーボールなどをやっています。テレビを見ないのかな?
ホステル。
ホテルの前には焼鳥屋台も出ます。1本5ペソ(15円)〜。子供達もよく買い食いをしています。
缶ビール「サン・ミゲル・ライト」330ml、145円位。ビールの買えるところは少ないです
フィリピンは26年振り位ですが、前回はバギオ直行だったのでマニラは知りません。今回初めて歩いてみましたが、特にエルミタ・マラテ地区はダウンタウンとビル群が雑然と同居していて道も悪く、あまり観光的ではありませんでした。ホームレスも多かったです。
唯一観光的といえるのがスペイン時代の面影を残す「イントラムロス」です。しかし、広いエリアですが見所は多くありません。
「サン・オウガスチン教会」世界遺産。1599〜1606年に建てられた石造建築で、多くの地震や第2次世界大戦の爆撃にも耐えました。入れるのは夕方5時からだそうです。
「マニラ大聖堂」第2次世界大戦で破壊後再建された、フィリピンで最も重要な教会です。
ステンドグラスが見ものです。
「サンチャゴ要塞」」入場料75→50ペソ(150円シニア割引き?)。中にフィリピン独立の英雄ホセ・リサール記念館があります。
マニラ湾の夕陽は昔から有名です。が、建物が建っていたり沿岸工事中で、見られのはエルミタ地区にある小さな砂浜だけです。夕陽もイマイチの感が。
フィリピンの乗り物といえば「ジープニー」です。
後ろから乗ります。始発から乗る時は前払いですが、途中で乗り込むと運賃は乗客の手渡しで運転手まで届きます。お釣りも同じように返ってきます。バギオでは1乗車13ペソ(40円)位でした。
トゥクトゥク、トライシクル(バイタク)も走っています。
トライシクルに乗車。地方ですが4km位で20ペソ(60円)。
馬車も見かけますが、ほとんど観光用です。
高架鉄道が3路線出来て便利になりました。
マニラ寸景。街並みはあまりきれいでないので、写真は少ないです。
バクララン駅近く、高架下のマーケット。
エルミタ地区。
路上マッサージ屋。
市民の憩いの場「リサール公園」
エルミタ地区にある小さな砂浜。夕陽ポイントです。
「バクララン教会」水曜日にミサがあり、まわりでマーケットが開かれます。
キアポ地区の魚介市場。
今回初めてソニーのコンパクトカメラ(少し良いヤツ)を使いましたが、タブレットとのWi-Fi接続がなかなか出来なくて苦労しました。ほかの機能も複雑難解でコンパクトに撮れません。ソニーは考え過ぎかな?
次回はフィリピンの軽井沢「バギオ」です。
ありがとうございました。