2009年10月「西アフリカの旅」、「マリ共和国」の続きです。

10月8日、ニジェール川の交易都市「モプティ」から、「ドゴン村トレッキング」の起点となる街「バンディアガラ」へ向かいます。バスは朝7時発だったので、バンディアガラ方面行きのバス停に6時半に行き、小型バスに乗って出発を待っていました。ところが、乗客が少ない為か出発する気配が全然ありません。結局5時間遅れの12時に、諦めたかの様にやっと出発しました。約1.5時間、2000CFA(422円)。よくある事のようです。「途中で乗る予定の人はどうなるのか?」ですが、14km離れた次の街「セヴァレ」からも何台か出ているので心配はいらないようです。
バンディアガラに着いてからの1番の問題は、ドゴン村トレッキングのガイド探しです。が、ホテルが決まったらそこでも紹介してもらえるらしいので、まずは腹ごしらえです。近くの食堂で遅い昼食の「ぶっかけ飯(リ・ソース)」300CFA(62円)を食べていると、さっそくガイド希望者が話しかけてきました。彼とは料金が折り合わなかったのですが、近くの良いホテルを教えてもらい、安いガイドも紹介してくれました。
宿は「Hotel Talaise」ドミトリー4000CFA(844円)。中心部に新しくできたきれいなホテルで、多くの西洋人ツーリストで賑わっていました。レストランやバーもあり、なぜか若いブルキナファソ人男性が多く働いていました。彼等はフレンドリーでした。
ホテルのペット鳥。

宿で待っていると紹介してもらったガイドがやって来ました。そして交渉の末、さっそく翌10月9日早朝の出発と決まりました。
バンディアガラの老舗安宿「オーベルジュKansaye(カンサイ)」は少しさびれた感じでしたが、別棟のレストランは流行っていました。ここの若いオーナーはスイス人女性と結婚していました。
「バンディアガラ」は「ドゴン・カントリー」の中心となるやや大きい街で、電気は来ています。落ち着いた街で、モプティから来るとドゴン人の人柄の良さにホッとします。南東を流れる川は洗濯、水浴び、水遊びで賑わっていました。



世界遺産「バンディアガラの断崖」(ドゴン人の地)はバンディアガラの南から東にかけて高低差500m、長さ約200kmで続く広大な地で、約700の集落が点在し、約25万人が暮らしています。そして、いまだに電気・車がない村がほとんどです。ここに住む「ドゴン族」は独自の壮大な神話世界や芸術・文化を持ち、現代の西洋世界に衝撃を与えました。有名なところでは「シリウス」の衛星の存在を昔から知っていた事など、天文学の知識を多く持っていました。
「ドゴン村トレッキング」は「バンディアガラの断崖」の集落を数日かけてトレッキングで巡ります。ガイドの売り込みは首都バマコから始まりますが、やはり個人で行く場合はドゴンカントリーに来てから探すのが確実だと思います。すべてを周ろうとすると多くの日数が必要ですが、まずは4泊5日のポピュラーなルートを行く事にしました。そして問題はガイド料を含めた1日あたりの料金ですが、私が希望した安めの12000CFA(2532円)で決まりました。ちなみに当時のバックパッカーの相場は8000〜20000CFAでした。さすがに8000CFAは無理で、安過ぎると内容が極端に悪くなると思われます。また、ガイドの人柄と相性が重要な基準になります。飲料水以外すべて込みで、水はペットボトル入りを売っていますが高いので、私は消毒液「ピュア」を持って行き、現地の水でまかないました。もちろんマリの水に慣れていればそのままでも問題はないと思います。ガイドとは一応簡単な契約書を交わし、ホテルの責任者に立ち会ってもらいました。料金の半分は出発前に払い、残りは帰ってからの支払いでした。 余分な荷物はホテルで預かってもらえます。ドゴンの村を訪問する時、長老に「コーラナッツ」(健康食の赤い種子)を贈ると喜ばれるとの事だったので、私はモプティで買って行きました。500g1000 CFA (211円)。バンディアガラでも買えましたが、品物が少なくあまり良質でないようでした。しかし、コーラナッツはガイドは喜びますが、それほど必要ではないと思えました。

また、子供へのプレゼントに「あめ玉(キャンディ)」を多く持って行くと喜びます。私は少し高いですが、持ち手付き(笛になる)の丸いキャンディを持って行きました。
10月9日(金)6:00、ホテルにガイドが迎えに来てバスターミナルへ。
ガイドはドゴン族で名前は「アブライ・トゴ」。英語とフランス語を話せますが、私が言うのもなんですが、訛りが強くて聞き取りづらかったです。が、やはりガイドはドゴン人がベターです。知識が豊富で、各地に知り合いが多いので家の中を見せてもらったり出来ました。コーラナッツが多く必要でしたが。
ドゴンの笛(フルート?)を吹くガイド。

7:30発のバスでトレッキングの出発地「ジキボンボ村」へ。約30分。トンガリ屋根の村です。





「食物倉庫」地面から少し上げてあります。
「集会所」
天井を低くしてあるのは議論が白熱した時、立ち上がって激高しないためです。
建物前面の窪みは物置きのようです。
炊事中。

ガイドの祖父、87歳。
ガイドの姪。家族内でも信仰は自由で、彼女はキリスト教徒でした。彼女の希望で目薬をプレゼントしました。

次回も「ドゴン村トレッキング」です。
ありがとうございました。


































サハラ砂漠から運ばれた「岩塩」。昔は莫大な富をもたらしました。



























衣類マーケット。
生活指針の看板。































モスクの壁から飛び出ている多くの「木の杭」は、泥塗りのイベントの時に使われるそうです。






















































黒丸が国境「Gogui」です。
緑色の乗り合いワゴン車。
「ニジェール川」雨季が明けたばかりなので水量が多いです。ニジェール川はギニアの山地に発し、マリ・ニジェール・ベナン・ナイジェリアを流れてギニア湾に注ぐ4180kmの大河です。砂漠気候のマリ・ニジェールには恵みの川です。
「グランド・モスク」とマーケット。


西アフリカ伝統の太鼓「ジャンベ」






















「伝統的家屋」
タバコ売り。1本買いもできます。























宿「















「土産物屋」

サハラの「銀アリ」




「ゾウガメ」が中庭を歩き回っていました。
「
「魚(ポワソン)ライス」300ウギア(108円)。








ひとり一人が少しの商品を持って商売をしてます。






















ラクダもおやつタイムてす。























「フンコロガシ」




ヤギの放牧?。








ガイドが見つけて





「シンゲッティ」ワディ(水はありません)から下が旧市街。











まつ毛が長いてす。
ラクダが集まって来ます。





放牧へ。










































砂に埋もれそうな家屋。






