2018年10月11日 ウズベキスタン共和国・サマルカンドからブハラへ。列車で2時間30分 2等座席指定43000スム(600円)。 大きなテーブル付きの広々とした座席でした。
最新車輌も走っています。中国製?
ブハラには市心より15km程離れたカガンという街に到着します。駅前のターミナルからバスで宿のある中心地へ。1000スム(14円)
歴史地区の近くでバスを降りてホテルへ。 この時はどこをどう歩いているかは分かりませんでしたが、歴史的建造物が次々と現れて歩くだけで感動しました。
アルク城の城壁のそばでバスを降りました。遠くにミナレットとモスクのドームが見えます。
モスクの外壁に沿ってホステルがある旧市街へ向かいます。
観光のメインのカラーン・ミナレットとモスクが右手に現れます。
少し進むと中央アジアで最古(1418年)の神学校ウルグベク・メドレセが左手にあります。正門のアーチの装飾はシンプルです。
その向かいに新しい(200年以上あと)アブドゥールアジス・ハン・メドレセ。装飾がカラフルになりました。
そして旧市街に入りホステルはすぐです。
宿は「Payraviy」ドミトリー8USドル+市税2USドル 朝食付き。😋
日本人にも人気があります。チェックアウトの日は、夜の出発までベッドを使わせてもらえました。😂
夕食可 10000~15000スム(140~210円) 近所の商店でビール1.2L10000スム(140円)を買って夕食で飲めます。🥴 イスラム教徒のオーナーの父親が嫌な顔をしますが。🙄
宿の夕食 「ハマム」小麦粉の薄い皮の間に肉、野菜をはさんで
蒸した料理。サラダ、ナン、ビール。
「トゥフン・バラク」ワンタンのようなものにヨーグルトソース
をかけてたべます。
肉の煮物とポテトフライ 美味。 右上の帽子のようなものは
温めたナンにかぶせて保温するものです。
宿のハートネコ😻 口元にハートの印があります。
ブハラは2500年の歴史があり、9世紀に黄金期を迎えてシルクロードの十字路として繁栄しました。しかし1220年モンゴル帝国の来襲で壊滅します。そして16世紀になり宗教的に“聖なるブハラ”としてよみがえりました。
ブハラのシンボル「カラーン・ミナレット」46m 1127年。 カラーンとはタジク語で大きいという意味です。塔は14層で、レンガの積み方でそれぞれ装飾が違います。青タイルは上部の1層だけです。大地震でも倒れませんでしたが今は登れません。
すぐ横にミナレットとつながって「カラーン・モスク」があります。現在の建物は1514年に建てられ、ソ連時代は倉庫になっていました。1万人位が礼拝を出来るそうです。
正門
一番奥のドーム。
ここにメッカの方角を示すくぼみ(ミフラーブ)があります。
内側から正門方向。
カラーン・モスクの向かいの「ミル・アラブ・メドレセ(神学校)」1536年 内部は非公開です。
「アルク城」2000年以上の歴史があるブハラ発祥の地です。何回も破壊され現在の城は18世紀の建立です。なぜか無料で入れました。😛 外国人観光客だけに入場料を請求している様です。中には博物館もあります。
謁見の玉座 昔の衣装で記念撮影。
土産物の指人形?
そのほかブハラには多くの見どころが散らばってあります。徒歩可
「ナディール・ディヴァンベキ・メドレセ(神学校)」1622年 正面入口のアーチの上部に白い鹿をつかんでいる2羽の鳳凰と人の顔が描かれた太陽。偶像崇拝を否定するイスラムの教義に反します。 前回サマルカンドのシェルドル・メドレセも同様でした(ライオンと人の顔の太陽)。
「チョル・ミナル」4本のミナレットの意で、旧市街の路地の奥にありました。塔の上のコウノトリは偽物です。昔のブハラにはこの様に多くのコウノトリがいたそうです。
ほかの場所に残っていたコウノトリの巣。
「ボラハウズ・モスク」1712年 アルク城の向いにあるハン(領主)専用のモスク。前面にクルミの柱が20本並んでいるカラフルでユニークなモスクです。
モスク内部礼拝所の写真を撮ったら寄附を要求されました。
中央アジア最古のイスラム建築「イスマイール・サーマーニ廟」 892〜943年に建てられました。モンゴル来襲の時は砂に埋まっていた為に残りました。おすすめ‼!!
バザール
ナン屋
ウズベキスタンはナッツ類が豊富です。
チキンのシャシリク屋(焼き鳥屋!!)。
玉葱、ナン、お茶が付いて9450スム(150円)。
「タキ」メイン道路の交差点にある丸屋根付きバザール。3ヶ所あります。
旧市街と土産物屋。
頭の上をガス管が通っています。
左上はコウノトリの形をした有名なハサミです。
ブハラの人々。
ヒマワリの種やタバコなどを売っています。
モデルの撮影がありました。
次回(1/16予定)はウズベキスタン・イスラムの聖都ヒヴァです。ひょっとしたらトルクメニスタンまで行けるかも?
ありがとうございました。