ウズベキスタン共和国は中央アジアのほぼ中央に位置し日本の国土の約1.2倍の広さです。大半は半砂漠的風土で乾燥して雨は少ないです。 シルクロードの十字路として栄え、歴史的建造物が多く残っているのでシルクロード観光のメインです。以前はポリスなどのワイロ請求などがありましたが、今は随分と旅行がしやすくなりました。
イスラム教国家ですが、旧ソ連時代の影響で飲酒はOKです。しかし最近はだんだんと厳しくなり大っぴらに買えない場合があります。
両替屋がないので現金の両替は銀行になり、インフレが進んでいるので少しの両替でも札束になります。闇両替もありましたがレートは悪かったです。 本日のレートは100スム=1.4円。
2018年10月5日 首都・タシケントからシルクロードの中心、青の都サマルカンドへ。バスで5時間 20000スム(280円)。途中の景色は平凡でした。
途中のドライブインでは魚の干物を売っていました。
サマルカンド到着は市心より少し離れたウルグベグ天文台跡近く。 ここからミニバス(マルシュルートカ)で市街へ。1200スム(17円)。 宿は新市街にある「Hostel & G.H Sim Sim」ドミトリー6USドル+市税2USドル スム払い。朝食付き。12人ドミがいっぱいで4人部屋ドミへ。😁 ゆっくり出来ましたが、ホテル全体的に水の出が悪かったです。近くにはカジュアルレストランやハンバーガーショップが多くあり、列車のチケットオフィスも近いです。近くのミニスーパーでサマルカンドの地ビール「パルサー」1.5Lが10000スム(140円)で売っていました。🥴
ホステルの朝食 手前の中央はヨーグルト。
「地球の歩き方」に載っている「バハディール」もバックパッカーに人気があります。サマルカンド観光のメイン・レギスタン広場の近くにあり便利です。
ウズベキスタンは宿泊すると滞在登録をする必要がありますがホテルがやってくれます。この時にくれるスタンプの押された小さい紙切れは、出国の時にチェックされる場合があるので失くさないよう注意です。
サマルカンドは紀元前からの古い街ですが、1220年にモンゴル帝国の襲来で壊滅しました。その後ティムールが近くに新しい都を建設し、サマルカンド・ブルーと呼ばれる青タイルの建造物が多く残りました。そして中央アジア・シルクロード観光のメインとなっています。
壊滅したアフラシャブの丘はそのまま現在まで放置されています。
ラクダ草のみが生え、遠景に新しい街のモスク。
ティムールとティムール帝国。
ティムール一族が眠る「アミール・ティムール廟」
正門
正門上部の装飾も必見です。
正門より廟を望む。
内部の文様には金が使われています。
天井
中央の黒い墓石がティムールです。
サマルカンドのシンボル「レギスタン広場」
中央にある「ティラカリ・メドレセ(神学校)」1660年
内部のアーチ。
金箔された礼拝所。
右手にある「シェルドル・メドレセ」1636年
上部のタイル画は仔鹿を追うライオン。(虎に見えます)
ライオンの背には人の顔と日輪(太陽?)。
左手にある「ウルグベク・メドレセ」1420年
自身の重さで少し傾いたミナレット。
アーチ上部の文様は青い星をモチーフしたものです。
内部の2階建ての建物に神学生が寄宿していました。
1階は今は土産物屋になっています。
20000スム(280円)を払ってミナレット(塔)に登れます。 階段が急で服が汚れるので注意です。
夕景
団体客の予約がある夜には「音楽とライトのイルミネーション・ショー」があります。後ろの方で無料で観られます。😀 この日は日本の団体客でした。
中央アジア最大級の「ビビハニム・モスク」1404年
当時は世界一だったそうです。ここは一時期廃墟になっていて現在も修復中です。入場料22000スム(310円)。
モスク正面。
モスク内部。
四隅に建てられたミナレットを外から。
ティムールゆかりの人々の霊廟「シャーヒズィンダ廟群」11世紀〜 入場料12000スム(170円)😙 ここは見応えがありました。
一番奥の廟 多くの廟はこれを基本に作られました。
ジョブ・バザール 歴史地区のすぐそばにあります。スナック類を多く売っているので軽い昼食に良いです。月曜休み。
有名なサマルカンド・ナン 保存性が良くてずっしりと重い
です。3000スム(42円)
柔らかいナンもあります。
スィーツ売り。
結婚シーズンらしくレギスタン広場などでで多くのカップルが記念撮影をしていました。
サマルカンドの人々。
次回(1/1予定)はウズベキスタン・シルクロードの至宝ブハラ、ヒヴァです。
ありがとうございました。