ブハラから夜行列車で首都タシケントに戻り、申請をしていたトルクメニスタンの通過ビザを受取りました。そして夜行列車でトルクメニスタン国境近くのヒヴァへ。15時間30分。 一番安い開放寝台で110000スム(1540円)。 開放寝台はコンパートメントではなく、二段ベッドが向かい合わせに2列と、通路側に1つあります。インドのエコノミー寝台と違い布団のセットが付いています。シーツや枕カバーは朝になると係員に返します。
2018年10月21日朝 ヒヴァから35km離れた州都ウルゲンチ着。
駅前から市内バスでバスターミナルへ行き、ヒヴァ行に乗り換えます。2500スム(35円) 1.5時間。シェアタクシーの方が早くて便利です、5000スム。トロリーバスもありますが遅いです。
宿は「地球の歩き方」に載っている「G.H ラリオパー」ドミトリー(シングルベッド) 8USドル+市税2USドル 朝食付き、まあまあ。最近移転したので観光には不便になりました。
2軒目の宿は「ヒヴァ アリベック B&B」ドミトリー(シングルベッド)10USドル+2ドル 朝食付き。朝食が豪華で有名です。😋 歴史地区イチャン・カラ正門のすぐ近くにあるので便利です。ドミトリーにはトイレが少ないので不便です。
朝食 皿数はありますが、パン類が多いです。
ヒヴァはトルクメニスタンにあるカラクム砂漠への出入り口にあたり、年間300日は晴天です。夏は極暑です。長い歴史ののちイスラムの聖都となったヒヴァは二重の城壁で守られていていました。内城イチャン・カラに多くの遺跡が残り1990年に世界文化遺産に登録されました。内城イチャン・カラは全長2250m、高さ8〜10m、厚さ6mの城壁に囲まれています。北門近くに登り口があり一部城壁の上を歩けます。
北門
南門
城壁より。
イチャン・カラ内城にはホテルやレストラン、一般の人々の住居もあります。入城するだけは無料で、別売の共通入場券で見どころや博物館を見学します。一部別料金の所があるので注意です。
西門(正門)。
入城門。
地図があります。
入ってすぐ右側に「ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ(神学校)」1852年 今はホテルになっています。
続いて未完成のミナレット「カルタ・ミノル」があります。1852年着工。1855年にハン(領主)がペルシャとの戦争で戦死した為に中断しました。
その先右側に「ジュマ・モスクとミナレット」10世紀に建てられ、修復を重ねて内部には213本の彫刻された木の柱が並んでいます。ミナレットには別料金で登れます。
モスク内部。
そして東門までの全長約350mがメインストリートです。
「東門」以前は出た所にバザールがありましたが今は移転しました。1835年まで奴隷市場だったそうです。
「イスラム・ホジャ・メドレセとミナレット」1910年建立でヒヴァでは最も新しいです。ミナレットはヒヴァで最も高くて45m。登るのは別料金で10000スム(140円)。階段が急なので疲れます。
「タシユ・ハウリ宮殿」1830年〜1838年に建てられた新しい宮殿。
タイル装飾と柱の浮き彫りが見事です。
「パフラヴァン・マフムド廟」内部に鮮やかなタイルで覆われた霊廟と周囲にそれにあやかったお墓があります。結婚式のお参りのコースにもなっています。
イチャン・カラ城内の人々。
城内の墓地で遊ぶ子供達。
工房も多くあります。
城内は結婚式のコースになっています。
民族舞踊 時々西門前でサービスで行なわれます。
新しいバザール。西門から離れた場所に移りました。
ヒヴァの人々。
ロバも活躍しています。
次回(2/1予定)はまぼろしの国?🇹🇲トルクメニスタンです。そして カスピ海へ。
ありがとうございました。