サンティアゴのへそと言われるアルマス広場から南北に延びる「アウマダ通り」は歩行者天国です。サンティアゴの見どころは、ここ旧市街にかたまっています。
アルマス広場の北400mに「中央市場」があります。この市場は魚介類が多く、中にある海鮮食堂が有名ですが、観光的過ぎるきらいがあります。ウニが安く食べられるらしいですが、季節外れの為かありませんでした。
手前はイカとタコです。
名物「魚介のスープ(ソパ・デ・マリスコス)」3500ペソ(630円)。 味も内容もイマイチでした。
中央市場の北、マポチョ川を渡ったところに庶民的な「ベガ市場」があり、野菜・フルーツが安いです。ここの2階に食堂街があり、ボリュームがあって安く食べられるのでおすすめです。日曜日もやっていて、多くの市民で賑わっています。
食堂街。302番とその手前の店がおすすめです。
魚の唐揚げ定食3000ペソ(540円)。一番奥はパンにつけるソース(ペブレ)でパンと共に最初に出ます。次はパン(お替りをくれます)とサラダ(たっぷりあるのがうれしいです)。手前はスープとメイン(付け合わせはたっぷりのポテトサラダ)。
チキン・アサド(炭火焼)定食2500ペソ(450円)。大ぶりの骨付きモモ肉です。
牛肉スープ(Cazuela de Vacuna)2500ペソ(450円)。牛肉の塊にビックリです。
アルマス広場の南南東600mのところに「モネダ宮殿」と呼ばれる大統領府があります。ここが有名になったのは1970年、世界で初めて自由選挙による社会主義政権を樹立したサルバドール・アジェンデが、1973年アウグスト・ピノチェトを中心とする軍部によるクーデターでここで最期をとげました。その後ピノチェトによる軍事独裁政権が1989年まで続きます。朝10時に行なわれる宮殿前広場での「衛兵交代式」は隔日開催です。
ここで最期をとげたサルバドール・アジェンデ大統領。
ある日アルマス広場周辺で、南米の国々による民族舞踊パレードがありました。出場はアルゼンチン、ペルー、コロンビア、ブラジル、チリとの事でしたが、ブラジル、チリはよく分かりませんでした。 アルゼンチン・グループ。
アルマス広場で。バックの建物は1882年建立のルネッサンス様式で、今は中央郵便局です。
ペルー・グループ。
アルマス広場で。後ろの建物は左が国立歴史博物館、右が市庁舎。
コロンビア・グループ。黃・青・赤はコロンビア国旗🇨🇴の配色です。
アルマス広場のサンティアゴ大聖堂前。
その他のグループ。ブラジル? チリ?
サンティアゴ寸景。
サン・フランシスコ教会。1572年に建設が始まり1618年に完成。
サントドミンゴ教会。
フリーマーケット、街のアート。
アルマス広場のクリスマスツリー。サンティアゴ大聖堂のミサは静かでした。
次回(9/5予定)はサンティアゴの近くにある世界遺産の街「バルパライソ」です。
ありがとうございました。