2020年2月5日 聖地プシュカルからラージャスターン州の州都ジャイプルへ。ローカルバスで3時間30分 アジメール乗り換え。 バススタンドに着くと、今ではめずらしくホテルの客引きが多くいました。
宿は「Backpackers Villa」ネット予約 ドミトリー225ルピー(360円)ホットシャワー、WiFi、飲み水、キッチン付きのヨーロッパ風ホステルです。部屋はきれいで居心地の良いホステルでしたが、ドミ部屋の前が公共の場所になっていて、夜になるとやかましいので二泊で宿替え。
次は「Sturmfrei Hostel」ドミトリー262ルピー(420円) 朝食付き😋全体的に広々としていてきれい。ベッドはカーテン、ライト、コンセント付き🙂 難点は官庁街にある為、夜になると食堂などがありません。朝食は、パン、卵料理、一品、バナナ、コーヒーで良かったです。
久しぶりの卵とコーヒー。
ラージャスターン州はインドで一番大きな州で東西800km位あり、州都ジャイプルはその東端に位置します。インドの首都デリーに近くバスで5時間位です。
旧市街は7つの門がある城壁に囲まれ、ピンク色に統一されていてピンクシティと呼ばれています。実際は赤みがかった茶色でした。
旧市街のメインロード 建物の一階は屋根付きの商店街に
なっています。
馬車も活躍しています。
結婚式用の馬と思われます。
モスクのミナレット
世界遺産の古い天文台は時間切れで入れませんでした。写真はこの天文台で一番大きな観測儀で、外から見えました。
ガルタ 旧市街の東端にある地区で、山の上にある寺院からのジャイプルの眺望が良いところですが、今日は霞んでいてきれいに見えませんでした。あまり可愛くない日本猿に似たサルが多くいます。
ジャイプルのシンボル・風の宮殿。建物の厚みが非常に薄く、夏は涼しそうです。昔はテラスから宮廷の女性達が外を眺めていたそうです。
たまたまモデルの撮影がありました。プロの写真家に
なった気分で撮りました。
郊外にあるアンベール城へ。ローカルバスで30分。入場料500ルピー(800円) 前に行ったジョードプルのメヘラーンガル砦(17)の後ではいまいちの感じでした。
中にあるガネーシャ門 世界で最も美しい門と言われています。
門の上部ののぞき窓を内側から。
庭園
ハーレム
鏡の間の天井 どこかに青色の帽子をかぶった私が写っています。
2月10日 列車でカジュラホへ。410ルピー(656円) アグラ乗り換え。アグラには駅がふたつあるので注意です。超有名なタージ・マハルがありますが、42年前に行ったので今回は割愛。その時は週一回あった入場料無料の日に行きました。今は無料の日は無くなり入場料も高くなりました。
2月11日早朝 カジュラホ着
駅でゆっくりしてからバスで街に向かおうと思っていたら、予約していたホテルの若いオーナーがバイクで迎えに来ていました。私は到着時間や手段を知らせてはいません。駅にはホテルの客引きが大勢いたので心配だったのでしょう。
「Khajuraho Homestay」ドミトリー176ルピー(282円) 簡単な朝食付き。😺 客が少ないせいか広いダブルルームに変えてくれました。😸 しかし色々な意味でこの宿はおすすめ出来ません。😾
カジュラホは小さい街(村)で典型的な観光依存の村です。観光客に対して貪ろうとする人が多くいるので注意です。
今日はメインの西群の寺院ではなく、少し離れた東、南群の寺院を自転車で回りました。貸し自転車は一日100ルピー(160円)で宿で借りました。寺院は無料ですがミトゥナ像(男女交合像)はありません。
ご本尊?
ライオン?
イノシシ?
カジュラホ村
沐浴池
2月12日 今日はメインの西群の寺院へ。世界遺産 エロティックな彫刻(ミトゥナ像)で有名です。入場料600ルピー(960円)。
まずは入ってすぐのラクシュマナ寺院 10世紀中頃建造。
その前にあるヴァラーハ寺院 イノシシが祀られています。
奥に進んでメインの四つの寺院へ。いよいよミトゥナ像です。
が、思っていた程多くありません。私は壁の全体がミトゥナ像で埋めつくされていると思っていましたが、中央の一部分にしかありません。よく探すと隠れたところに少しはありますが。少しがっかりです。 全体の精緻を極める素晴らしい彫刻を堪能しましょう。
ライオン
少し戻ってヴィシュワナータ寺院 1002年建造。
シヴァ神に仕える雄牛ナンディ像。
ミトゥナ像がちょっと少ないなと思いよく探したら、ありました!! 入口からすぐのラクシュマナ寺院の" 基壇 "部分に戦争などの彫刻に混じってありました。寺院のミトゥナ像と違って芸術的ではないので簡単なガイドブックには載っていないのでしょう。時間があったら探してみて下さい。
これはリスです。
西群の敷地の外のすぐ横にある現役の寺院は高さ2.5mの巨大リンガ(シヴァ神の象徴の男根)が本尊です。
次回(10/1予定)はいよいよヒンドゥー教の最大の聖地・ベナレス(バラナシ)です。
ありがとうございました。