アゼルバイジャン共和国は東はカスピ海に面し、西はコーカサス(カフカス)の山々に囲まれています。面積は北海道より少し広い位で、人口は約1000万人です。トルコ語系民族で文化、宗教などはトルコと共通点が多くあります。石油、天然ガスの産出国で発展しましたが、物価は中央アジアと同じ位でした。入国にはビザが必要です。国際空港からの入国には到着時に30日間のアライバルビザが発給され、日本人は無料です。パスポートにアルメニアの入国記録があると入国審査が厳しくなるので注意です。
2018年11月3日 トルクメニスタンから船でカスピ海を渡り、アゼルバイジャンの首都バクーに到着。そして簡単な入国審査の後、徒歩でホテルへ。1~1.5km位でした。本日のレートは1マナト=65円。
到着日時が不確実だった為予約無しで、ネットでチェックをしていたホステルへ行ったら満室でした。しかし同じビル内のすぐ向かいに同じ様なホステルがあったので助かりました。
「Apex Hostel Baku」ドミトリー10マナト(650円) 簡単な朝食付。ここは新しく始めたばかりで大部屋ドミに宿泊客は私一人でした。附近は下町風で安い食堂などがあり便利でした。しかしWi-Fiが弱かったので2泊で宿替え。
「Cheeky Carabao Hostel」ドミトリー5マナト(325円) 大部屋ドミは4.5マナト。😁 朝食無し。キッチン有り。安い為か各国のバックパッカーで賑やかでした。居心地は良かったです。
街にはケバブサンド屋が多くあり、1個1.4マナト(91円)位で手軽な食事になります。
ドネルケバブサンド屋。ここはバクーでポピュラーなヨーグルト
風ドリンク(Ayran 0.5マナト位)付きで1.4マナトでした。
カジュアルなパブ(居酒屋)が多くあります。生ビール中ジョッキ 1マナト(65円)。😋
アテは茹で豆1マナト、小魚の燻製2マナトなど。
バクーはペルシャ語で「風の町」の意味です。カスピ海に突き出たアプシェロン半島にあります。かってはシルクロードの中継地として栄え、今は石油の恩恵で近代化が進んでいます。2025年の万博の開催地で大阪と競いました。 メインンストリート「ニザミ通り」は歩行者天国です。
「旧市街イチェリ・シャハリ」は城塞都市バクーとして世界遺産に登録されています。
シェハマ門。
「乙女の望楼」基礎部分は5世紀からですが、造られた目的は不明
「シルヴァンシャフ宮殿跡」15世紀。左端はモスクのミナレット。
左端はバクーの象徴フレーム・タワーズ。
木のアート。
バクーの象徴「フレーム・タワーズ」は高台にあり、夜はイルミネーションがきれいです。海岸の公園から良く見えます。
国旗
旗を振る人
ポロ競技?
フレーム・タワーズの附近は公園になっていて、バクーの街並みとカスピ海が一望できます。ケーブルカーもあります。
殉教者の小道。
永遠の火が燃えるドームとテレビ塔?
永遠の火。
街の中にもイルミネーションで飾られたビルがあります。
バクーの西、約220kmにあるシェキへ。バスターミナルから大型バスで約6時間 。 8.4マナト(550円) 少し高いですがミニバス(乗り合いワゴン車)やシェアタクシーの方が速いです。 シルクロード時代のキャラバンサライ(隊商宿)がホテルになっていて割安で泊まれるので人気です。情報では予約が取りにくいとありましたが、季節柄か宿泊客は少なく、見学者の方が多かった位でした。 一泊シングル20マナト(1300円)、ツイン30マナト。トイレ、シャワー、リビングルーム付き。
キャラバンサライの門。
エントランスホール。
シルクロード時代の風景画。
部屋の入口。
シェキの街とバザール。
ザクロがいっぱい。
シェキ・ハーン(領主)の夏の離宮。
近くの村kis(キシ)にあるコーカサス最古の古代アルバニア教会。 マルシュルートカ(乗り合いワゴン車)で行きます。片道0.4マナト(26円)。ここは村の雰囲気が良かったです。
教会前の土中になぜか人骨が?
ありがとうございました。