2024年5月5日現在、私はボルネオ島の小国「ブルネイ」を旅しています。そしてブログはフィリピンです。
2024年4月7日、首都マニラからルソン島北部にある標高1500mの高原都市「バギオ」へ。約260kmです。
高架鉄道のバクララン駅近くのバスターミナル(空港からのバスで着いたところ)内にある「ジェネシス・トランスポート」で9時発のチケットを買いました。ところがこれが、席が3×1の豪華なバスで970ペソ(2900円)と5割増し位の値段でした。たまにこの様なVIPバスが走っているようです。乗客は10人程度でした。
村の小さな教会。フィリピンはキリスト教国です。
14:00頃、約5時間でバギオ着。食事休憩なしのノンストップでした。
バギオには安宿が少ないです。
「Ashburn's Transient Baguio ....」ドミトリー500ペソ(1500円)を予約していましたが、小さなシングルでした。大阪西成の3畳部屋より大分と狭くて高いです。飲料水有り。ロケーションは悪いですが近くにスーパーや商店がありました。
ホテルからのバギオ郊外の風景です。
ある日の夕食。イワシトマト煮缶20ペソ(60円)、全粒粉パン3〜4回分で68ペソ(200円)、バナナ1kg25ペソ(75円)、トマト、人参。朝食はイワシ缶の代わりにゆで卵15ペソ(45円)。
近くの雑貨屋のおやじ。
小さな食堂。夜は前で焼鳥を焼いています。
2泊して「地球の歩き方」に載っている安宿に移ろうと思っていましたが、「YMCA」(ドミ400ペソ)は内装工事で閉鎖中、バスターミナルのすぐ横にあった「バーデン・ポーウェル・ホテル」(ドミ400ペソ)はなくなり、「ベンゲット・パイン・ツーリスト・イン」(ドミ500ペソ)は満床でした。しかたなく今のホテルに最後まで(6泊)いましたが、今思えばこのホテルがあったからこそ安く泊まれていた事になります。
バギオはフィリピンの軽井沢的な街で、坂の多い街です。2回目ですが、26年前と比べると大分と都会になりました。涼しいだけで観光スポットは特にありません。
「バギオ大聖堂」1924年。
「バーンハム公園」市民の憩いの場です。
北部山岳民族の衣装を着て記念撮影。
「シティ・マーケット」ここだけは昔と変わりません。
ドリアン。
イチゴも名産です。
干し魚、燻製など。
バギオでもカラフルなジープニーが走っています。
バギオ寸景。
メインストリート。
ある朝、軍関係のセレモニーがありました。
フィリピンそしてバギオに来た本当の理由は、「心(神)霊手術」を体験する為です。これは30年以上前にテレビで話題になりました。指先を身体の中に入れて黒い塊を取り出したりしますが、痛くも痒くもありません。26年前もそれが目的で来て体験しました。今回はその時のヒーラーに再び会って施術を受けたいと思っていましたが、亡くなっていました。しかし他のヒーラーに少しだけ施術を受ける事ができました。施術の目的は、私も歳のせいで目が悪くなり少しでも良くなればと思ったからです。視力が落ちてきた為に私の旅も厳しくなりつつあります。この心霊手術に関しては否定的な意見も多くあるので、今回の体験発表は割愛させていただきます。病気や症状は施術を受けたからといって簡単に治るものではなく、すべては神の思し召しだそうです。ちなみに心(神)霊手術はフィリピンでカトリック教会のフランス人神父が始めたそうです。
そしてマニラへの帰途、途中にある街「ウルダネタ」に寄りました。バスで2時間位ですが、山から下りたので極暑です。前回も寄りましたが、村から人口15万人の小都市に変貌していました。ネットでのホテル代が高かったので、今回は久しぶりに到着後の宿探しです。まずはバス停(バスターミナルはありません)でダウンタウンの場所を聞きます。すぐ近くにあり、その辺りで探したらすぐに見つかりましたが、小さなホテルで830ペソ(2500円)と結構な値段です。聞いたら近くにもう一軒あり、こちらも6時間で400ペソと高いです。が、なぜか12時間400ペソにしてくれたので24時間泊まりました。連れ込み宿だったのかな?
クーラーではなく扇風機でWiFiなし。
バケツシャワーでトイレは水が流れませんでした。こんなホテルでまけてもらっても2400円もします。
「ウルダネタ」はヒーラーをたくさん生んでいる土地です。そして一部のヒーラーが自分の教会を持ち、日曜日のミサのあとに人々に寄付程度の金額で施術を行っています。私は行き当たりばったりで、なんとか分かるだろうと思って来たのです。が、誰に聞いても知らず、地図アプリでキリスト教会を調べると膨大な数です。しかたなく、翌日曜日のミサのある午前中に5ヶ所程の教会を周りましたがダメでした。ダメ元で来たのでしかたありません。
ダウンタウンの中心には古い市場がありました。
燻製風の魚を売っていたので買いました。35ペソ(105円)。マニラでビールのアテに食べたら、結構いけました。
「マンゴ」も買いました。250g(1/4kg)20ペソ(60円)、2個で35ペソ(105円)。味はそれなり。
暑いのでフィリピン風かき氷「ハロハロ」がよく売れています。
ファストフード店の高いヤツ。レギュラー90ペソ(270円)。
道端で売っている安いヤツ。25ペソ(75円)。コンデンスミルクが少なく、喉を潤すだけでした。
家の前で家族経営。
ウルダネタ寸景。
日曜のためか民族楽器?演奏。
市場の食堂のおばちゃん。
「ハロハロ」を食べたファストフード店で。
次回はフィリピンの残りとマレーシア・ボルネオ島です。
ありがとうございました。