2018年11月12日 アゼルバイジャンの首都バクーより夜行列車でジョージアの首都トビリシへ。開放寝台(プラッツカ) 23.86マナト(1550円)。
11月13日8:00 アゼルバイジャン出国。列車内で手続きが行なわれました。出国カード、荷物検査有り。ほとんどの乗客は国境までに降りてしまいました。
9:00 ジョージア入国。入国手続きはそのまま列車内で、簡単でした。ジョージア(旧グルジア)はビザなしで1年間滞在できます。物価も安いので世界中のバックパッカーが集まり、新しい沈没地になっています。国土は北海道位で、人口は約400万人です。ここからキリスト教圏になり、ジョージア正教です。大相撲の元大関・栃ノ心が有名で、柔道、レスリングなどスポーツが盛んです。
10:00 首都トビリシ着。本日のレートは1ラリ=42〜44円。 駅から街をぶらぶら歩きながら、約4km離れた旧市街のホステルへ。街の真ん中をムトゥクヴァリ川が流れています。
トビリシで一番高くてモダンなビル。
ジョージア正教会総本山「ツミンダ・サメバ大聖堂」高さ86mで高台にあるので街のどこからでも見えます。新しいので内部はあまり見応えがありません。
地下鉄もあり便利です。旧ソ連邦の為、シェルターとして使われるので深いです。路線の一部は地上に出ています。1乗車0.5ラリ(22円)。最初に2ラリのカード購入が必要です。
ホステル「Tbili C」へ。ドミトリー3.5ラリ(150円) 朝食付き。🤩 この値段はオープン時のキャンペーン価格でした。その後7ラリになりましたが、ここは居心地、ロケーションが良く、若いオーナー夫妻の人柄も良かったので私の常宿になりました。トビリシは安宿が充実していて、その他に5軒のホステルに泊まりました。今、コロナ禍でどうなっているのか心配です。
旧市街の集合住宅の中にありました。
ジョージアはワイン発祥の地と言われています。地中に埋めたカメで熟成します。スーパーで1本5ラリ〜(210円〜) 赤ワインは少し高いです。プラ容器入り白ワインは安いのでよく飲みましたが不味いです。
ワインショップの前の車の屋根にワインのカメが飾ってあります。
ホステルで晩酌。アテは惣菜屋で3ラリ(130円)。
ラベルのジョージアの文字が面白いです。
トビリシの旧市街は歴史があります。高台にある4世紀からの「ナリカラ要塞」からは街が一望出来ます。ロープウェイもあります。
旧市街の中心、ゴルガサリ広場より要塞を望む。
要塞の右手にある「ジョージアの母像」
要塞の鐘と山の上の教会。
城塞の上で誰かが遊んでいました!!!!😱
広場近くの「メテヒ教会」で何かのセレモニーがありました。ここは歴史ある教会で現在の建物は13世紀に再建されたものです。内部は写真撮影禁止でした。
ジョージアの民族衣装「チョハ」
右手にジョージアの母像が見えます。
近くにトビリシの中心的教会「シオニ大聖堂」があります。6世紀に創建され、13世紀に再建された建物はジョージアの典型的な教会様式だそうです。4世紀にジョージアにキリスト教を伝えた聖ニノ(女性)の十字架が飾られています。
正面、奥が至聖所。
中央が聖ニノ? 上方に聖ニノの十字架。コピーと言われています。
ある日セレモニーがあり、本物?の聖ニノの十字架が開帳されました? 2本のブドウの枝を聖ニノの髪の毛で束ねられています。
聖なる絵(イコン?)も開帳。
ワインとお菓子?が振舞われていました。子供が!!!!😳
結婚式もありました。
洗礼式もありました。
旧市街西側のムタツミンダ山(727m)の中腹にある「聖ダヴィド教会」は芸術家や作家などのユニークなお墓があり、景色も良いです。日曜日には結婚式や洗礼式も行なわれます。
ホステルにあったムタツミンダ山の絵。
新旧の教会。旧い方は使われていません。
芸術家のお墓。
結婚式がありました。
洗礼式もありました。
ジョージアの母像のすく下にも素晴らしい教会があります。 「Bethlehem Charch」 ジョージア正教の教会は壁一面にフレスコ画が描かれています。彫像は無く、その代わりにイコン(平板に描かれたもの)が置かれています。椅子やベンチはありません。
川沿いの公園ではフリー(青空)マーケットが開かれています。
旧市街寸景。
次回(3/15予定)は世界遺産の旧首都ムツヘタとトビリシ少々です。
ありがとうございました。