2018年3月 スペイン「バルセロナ」旧市街・ ゴシック地区散歩の続きです。
「王の広場」14世紀。コロンブスがここの建物で、パトロンであったイザベル女王に新大陸発見の報告をしたと言われています。
海の監視塔?
貴族の館の渡り廊下。
「レイアール広場」修道院を改造して出来た広場です。
入口
中にあるレストラン。
旧市街にある「ピカソ美術館」へ夕方に行ったら、時間切れで入れませんでした。翌日は休館日で、結局見られませんでした。時々無料の日があるので要チェックです。少し離れたモンジュイックの丘には「ミロ美術館」もあります。
「バルセロナ」寸景。
カタルーニャ独立運動が盛んでした。カタルーニャの旗を飾って「si(yes)」の意思表示をしています。
軽食屋の「パエリャ」6ユーロ(810円)、高いです。客寄せの海老は大きいですが、味はダメでした。
そしてカタルーニャが生んだ天才建築家アントニ・ガウディで有名な「サグラダ・ファミリア聖堂」へ。ガウディの他の作品と共に世界遺産です。40年前は情報が少なくてよく知らなかったので、遠くにチラッと見ただけでした。「サグラダ・ファミリア聖堂」は民間のカトリック団体によって1882年に着工し、ガウディは翌年から建築家としてかかわりました。そして完璧な教会を目指しましたが1926年に亡くなりました。今も没後100年の完成を目指して工事が続けられています。
建物の間に見えて来ました。
西側の公園より。
「受難のファサード」は西側にあり「キリストの死」がテーマです。ファサードとは建物の重要な面や外観の事で必ずしも正面とは限りません。正面入口はここの右手(南側)にある「栄光のファサード」で、まだ工事中です。
す
馬に乗っているのは、イエスの脇腹を槍で突いた兵士です。後にキリスト教に改宗しました。
下はイエスのそばで泣いている3人のマリア(聖母、クレオファス、マグダラ)。
「生誕のファサード」は受難のファサードの裏側(東)にあり「イエス誕生の喜び」を表したものです。唯一ガウディの生前に完成しました。
左側の白い建物に正面入口の「栄光のファサード」ができます。
彫刻は上から「聖母マリアの戴冠」「受胎告知」「天使の合唱隊」。
「聖母マリアの戴冠」
「マリアとヨセフの婚姻」
「鐘楼」入場チケットの種類によりエレベーターで登ることができます。
「彫刻」
バルセロナから日帰りで「アンドラ公国」へ。スペインとフランスの国境ピレネー山脈にある小国で、面積は種子島位、人口は約8万人です。免税なので週末にはスペイン、フランスからの買物客が多いです。バルセロナの北バスターミナルから標高1030mの首都「アンドラ・ラ・ベリャ」まで3時間15分〜、往復割引で50.85€(6865円)。フランスからもバスがあります。
郊外の村。
長いトンネルを抜けると雪でした。南米アスンシオンの夏から真冬になりました。
桜並木がありました。
雪がちらつく中、花が咲いていました。
アンドラで1泊しても良かったのですが、安宿が郊外にしかなかったのでやめました。
2018年3月26日 バルセロナから地中海に浮かぶ「マルタ共和国」へ。ブエリング航空(スペインのLCC)、約2時間。同じユーロ圏なのでセルフチェックインや荷物検査は非常に簡単。出入国のパスポートチェックもありませんでした。
マルタ国際空港からは各地にバスが出ています。滞在は観光のメインである首都ヴァレッタではなく、隣町の「スリーマ」にしました。新しい街ですがヴァレッタより安宿が多くあり、島一番のショッピングエリアです。空港からはバスで30分位ですが、バスの本数が少ないので注意です。
最初の宿は「インハウィ・ブティック・ホステル」ドミトリー15.75€+市税0.5€(2200円)朝食付き。少し高いですが、すべての面で今までで最高レベルのホステルでした。特にブュッフェスタイルの朝食が良かったです。しかしこの時はイースターの休暇中だったので3泊しか予約がとれませんでした。
2軒目は「Hostel Malti」ドミトリー13€(1750円)朝食なし。ここはすべての面で最低でした。3軒目は「ホステル94」ドミトリー12€+税0.84€(1730円)簡単な朝食付き。ここはまあまあでした。
「スリーマ」散歩。
最初のホステルからの眺望。
海岸通り。
海はきれいですが、海岸はいまいち。今はまだ3月です。
出窓が特徴的です。
スリーマから海岸沿いに少し行った湾の奥に、レストラン、カフェ、カジノなどがそろった小さな港町「セント・ジュリアン」があります。
船とレストラン。
次回(3/15予定)はマルタ共和国の首都ヴァレッタと地方です。
ありがとうございました。