チリ共和国の首都サンティアゴからバスで約30時間、直線距離で1700kmを北上。
2017年12月7日18:40 予定より少し遅れてチリ最北端の街「アリカ」着。サマータイムなのでまだ明るいです。バスターミナルから市心まではミニバス№8で500ペソ(90円)。約2kmです。 宿は「La Siesta 2」ドミトリー8450ペソ(1520円)。朝食、キッチンなしでしたがロケーション、居心地は良かったです。延泊したら8000ペソになりました。
オーナーとその子供。
親族の子供?
アリカは雨の少ない砂漠的気候ですが、年間を通して15〜23℃の気温で「常春の町」と言われています。フンボルト寒流のおかげです。 古くから交易港として栄えていました。ペルー、ボリビア国境に近く国際バスも出ています。
港や市街のすぐ南にある高さ110mの岩山が「アリカ要塞」です。頂上からの見晴らしが良く、小さな歴史・軍事博物館もあります。
アリカ要塞のすぐ下のコロン広場に「サン・マルコス教会」があります。この建物はパリのエッフェル塔で有名な建築家ギュスタブ・エッフェルが手がけました。
内部。鉄骨構造なのであまり重厚感がなく、その後このような教会はほとんど建てられませんでした。その点で貴重になりました。
アリカ寸景。見どころは少ないです。
雨傘通り。いつもこのようになっているかは定かでありません。
サボテンの花。
チリの具だくさんスープ「カスエラ・デ・アベ」
ファストフード店の「ジャンボ・ホットドッグ」1200ペソ(220円)。表面にソースがたっぷりとかかっていて食べにくかったですが、安いので毎日食べました。最後は店員に笑われました。
考古学博物館。アリカの東12kmのサン・ミゲール・デ・アサバ村にあります。世界最古といわれる、1万年前のチンチェーロ文明時代の家族のミイラが有名です。
これが最古のミイラと思われます。粘土のマスクをつけています。説明がスペイン語だったので確かではありません。
紀元前1100年の赤ちゃんのミイラ。同じく粘土のマスクをつけています。これも確かではありません。
アリカ港。
中に魚市場があり、ペルーでも有名な「セビッチェ(魚介類のマリネ)」を売っています。内容や量によって値段は変わります。季節になればウニも売ってます。
左側のカップがセビッチェ。その下の袋入りはホヤに似た海産物「ユーレ」で美味しいです。セビッチェにも入っていました。
手前でユーレの処理をしています。
港のセビッチェ売り。
1500ペソ(270円)のセビッチェ。
アリカ港は小さな港でカモメ、ペリカンが多く遊んでいます。
す
小型漁船の船着場に魚の処理場があり、捨てられる魚のあらを求めてアザラシが集まって来ます。ペリカンも来てにぎやかです。 *後で調べたらアザラシではなくアシカ(シーライオン)のようです。
魚のあらが捨てられると大騒ぎです。
アザラシは午後になると陸(空き地)に上がって日向ぼっこや昼寝をします。一応、仕切りはあります。
次回(9/25予定)はアリカのダンスパレードと近くのラウカ国立公園です。アルパカがいっぱい🥰
ありがとうございました。