前回に書きましたが、写真を消してしまった事により2018年1月17日のパタゴニア「フィッツ・ロイ」のトレッキングから、約1.5ヶ月後のアルゼンチン共和国の首都ブエノスアイレスに飛びます。 3月5日10:45 ブエノスアイレスからパタゴニアの入口に位置し、世界遺産「バルデス半島」観光の拠点となる街「プエルト・マドリン」へバスで向かいます。約20時間、1400ペソ(8400円)。バス会社は数社あり、料金が違うので注意です。他社は1600ペソ(9600円)〜2000ペソ(12000円)とバラバラの料金でした。ちなみに帰路は1000ペソのプロモーション価格で乗れました。(往路とバス会社は違います) 走行中はチリと同じく食事休憩はなく、軽食が出ました。
中央の黒丸がバルデス半島です。その上(北)のコロラド川から南がパタゴニアになります。
宿は「La Tosca Hostel」ドミトリー1500円、朝食付き。部屋はゆったりとした8人部屋で、ベッドにはコンセント・電灯が付いていました。ロビーのテレビにはアルゼンチンの観光地や動物のビデオが流されていてゆっくり出来ます。
「プエルト・マドリン」は世界遺産「バルデス半島」の根元に位置し、人口10万人弱のヌエボ湾に面した海岸リゾート地です。4〜5km長さの砂浜があり、今は夏の終盤ですが海水浴客で賑わっていました。スクーバダイビングの好適地でもあります。
朝のビーチ。
今の時期、朝方は肌寒いですが昼頃になると暖かくなり、ビーチはにぎわいます。
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漁をやっていました。
ビーチ右端の高台に展望台があり、ヌエボ湾の見晴らしが良いです。小さな教会がありました。
近くにあった先住民の像。
プエルト・マドリン寸景。
壁アート。
学校。
バスターミナル近くにあった古い機関車。昔は駅だった?
ビーチの左端に桟橋があり、夕方は散歩や魚釣りをする人でにぎやかです。アザラシ(オタリア)も泳いでいました。
アルゼンチンは牛肉が安いです。スーパーで100g=60円の旨そうな肉を見つけ、818gを3回の夕食で食べました。美味しかったのですが、少しかたくて骨付き肉だったので前歯が欠けました。
肉を焼いたフライパンで炒めたピラフ、ビールと。
マカロニと野菜の炒め物、赤ワインと。
昼食に作ったハムサンド。
「バルデス半島」1日ツアーへ。1450ペソ(8700円)+入場料415ペソ(2490円)。バルデス半島は奈良県位の広さでペンギン、ゾウアザラシ、オタリアなどの棲息地が保護されていて世界遺産に登録されました。季節によりクジラ、シャチ、イルカも見られます。草原になっている陸地にはグアナコ(アルパカの仲間)やニャンドゥ(ダチョウの一種、ここでの呼び名はチョイケ)などがいます。
最初に小さな博物館に寄ります。これはシャチ(オルカ)の歯です。
クジラ?
草原では多くのグアナコに出会います。
そしてペンギンのコロニーを見学します。マゼラン・ペンギンと思われます。あまり近くには行けないので、拡大した写真は写りが悪いです。
うぶ毛の残っている子供のペンギンもいます。
頭に少し残っています。
次回(12/20予定)はバルデス半島ツアーの後半とアルゼンチン共和国の首都ブエノスアイレスです。
ありがとうございました。