2018年3月 アルゼンチン共和国の首都ブエノス・アイレスの続きです。南半球なので3月は晩夏〜初秋になります。先日行われたサッカー・ワールドカップでアルゼンチンが優勝しました。そして世界一幅の広い7月9日大通りで優勝パレードがありました。
この大通りから西に少し行ったところに、1919年に建てられた劇場がそのまま本屋(エル・アテネオ書店)になっています。2008年のイギリスの新聞で「世界の美しい書店ランキング」の2位に選ばれました。ちなみに1位はオランダの教会を改修した書店です。
舞台はカフェになっています。
イタリアの画家が描いた美しい天井画。
エスカレータ。
ブエノス・アイレス寸景。
下町のカフェ。
レストラン。
「ドレーゴ広場」は昔の面影を残す下町、サン・テルモ地区にある小さな広場です。タンゴの流れる古いカフェがあり、その近くではダンサーがタンゴを踊っていました。私が泊まった安宿の近くでした。
ドレーゴ広場を中心に毎日曜日に「骨董品市(フリーマーケット)」が開かれます。市心である5月広場近くまでの約1kmの街路で行われ、私にとってはブエノスアイレスで一番面白いところでした。
テラスの張り出したスペイン風の街並みです。
左奥はカフェです。
南米の音楽「フォルクローレ」の楽器です。ケーナ(縦笛)・サンポーニャ(右下の楽器)など。
アルゼンチン、ウルグアイの国民的飲料であるマテ茶を飲む容器(グァンボ)と茶漉し付きのストロー(ボンビージャ)。
ふふ
ブエノス・アイレスからウルグアイ東方共和国の小さな港町「コロニア・デル・サクラメント」へ。大河ラ・プラタ川の河口にあり、ブエノスアイレスの対岸に位置します。フェリーで約1時間、798ペソ(4800円)。フェリー会社は3社あり、ブエノス・アイレスの港は2ヶ所に分かれています。料金は会社や出発時間によって違い、ネットで買うと安いです。それ以上にウルグアイのコロニア・デル・サクラメントからは2/3位の値段(USドル換算)で乗れました? ブエノスアイレスからは日帰りで観光が出来て、アルゼンチン通貨(ペソ)も広く使えます。
ブエノスアイレス出航。
旧市街の灯台と教会。
「コロニア・デル・サクラメント」(通称「コロニア」)は小さな田舎町ですが歴史があり、旧市街が世界遺産に登録されています。街全体が緑の濃い穏やかな雰囲気で、車が少なく治安も良いのでゆったりと過ごせます。 宿は「オステル・エル・エスパニョール」ドミトリー1600円、朝食付き。中庭でゆっくりできます。キッチンにはフリーフード(米・パスタ・野菜など宿泊者の残り物)が少しあったので、昼・夜食は自炊して安く上げました。ウルグアイは物価がやや高いです。
ホステルの中庭。
キッチン入口と壁画。コロニアはラ・プラタ川に沈む夕陽が有名です。
ある日の夕食。アサド(焼肉)と野菜炒め、赤ワイン。肉(100g64円)は骨付カルビみたいでしたが味はイマイチでした。
「コロニア」寸景。
灯台(入場料約100円)より旧市街とラ・プラタ川河口。
レストラン。
マテ茶を飲みながら談笑。
次回(1/15予定)はコロニア・デル・サクラメントと首都モンテビデオです。
ありがとうございました。