2018年3月 アルゼンチン共和国パタゴニアの世界遺産「バルデス半島」一日ツアーの続きです。
オタリアのコロニーへ。オタリアはアシカ・オットセイ・トドなどと同じアシカ科で、トドの次に大きいです。アザラシ(科)との違いは、前肢で上体を起こして器用に歩けることです。砂浜で遊ぶオタリアやアザラシの子供が、シャチに襲われる映像が時々テレビで流れますが、多くはここでの撮影のようです。実際に観光客が目にする機会はほとんどないでしょう。
子供の黒い皮膚からの脱皮?
ゾウアザラシ。アザラシはアシカ科と違い前肢で上体を支えられないので、陸上では這うように動きます。アザラシ科は19種類で、その中でゾウアザラシは名前のごとく大型です。
その他の動物、鳥類。
「グアナコ」
「ニャンドゥ」ダチョウの一種でバルデス半島での呼び名は「チョイケ」
「マーラ(Mara)」ウサギみたいですがネズミの仲間です。
「アルマジロ」昼食で寄ったレストランの近くでウロチョロしていました。
「コンドル」
「ホロホロ鳥」?
プエルト・マドリンの南約190kmにペンギンの保護区「プンタ・トンボ」があり、コロニー内を歩いて回れるツアーがあります。行かなかったのですが、今思えば無理してでも行くべきでした。😔
アルゼンチン共和国の首都「ブエノス・アイレス」へ。夕方に着いて、暗くなってから日本人宿「北野旅館」に行ったらなぜか閉まっていました。たまたま近くの安宿をチェックしていたので助かりました。北野旅館は「地球の歩き方」にも載っている人気の宿でしたが、聞いた話では無許可でやっていた為に摘発され、そのまま廃業になったらしいです。附近のサン・テルモ地区は歴史あるダウンタウンで治安、ロケーションが良いので多くの安宿があります。 「プエルト・リモン・ホステル」は特に良かったです。4人部屋ドミトリー1000円(プロモーション価格と思われます)。朝食付き、部屋にトイレ・シャワー・クーラー付き。ちなみに北野旅館のドミトリーは15USドル(当時のレートで1725円)で朝食なしでした。高いですが、日本語でいけるのと情報が得やすいのが魅力です。
ホステルのペット猫。
アルゼンチン共和国の国土面積は世界第8位(日本の7.5倍)で、人口は約4500万人です。そして人口の95%以上がヨーロッパ系移民です。
首都「ブエノス・アイレス」は大河ラ・プラタ川の河口に広がる港町で「南米のパリ」と称されるヨーロッパ風の大都市です。人口は約300万人で、治安がやや悪いので注意です。繁華街ではいまだに闇両替が行われていましたが、両替所との差は小さいです。私は38年ぶりの訪問でした。 ブエノス・アイレスは「5月広場」を中心に発展しました。この時は広場全体が改修中だったので全体像がよく分からないですが、そんなに広くはありません。近衛兵の交代式もありませんでした。
「大統領府」代々ピンク色に塗られています。週末、祝日には無料のガイドツアーがあります。
「大聖堂」(カテドラル・メトロポリターナ)
南米開放の父サン・マルティン将軍の柩がある部屋。
5月広場の西600mに世界一幅の広い「7月9日大通り」があります。最大幅約140m、16車線、長さ4kmです。横断歩道は1回の青信号では渡り切れません。
オベリスコ(オベリスク)はエジプトのものではなく、ここで造られたものです。パリの真似かな?
ブエノス・アイレス中心部。
ビルの壁に映った建物。
次回(1/5予定)はブエノス・アイレスとウルグアイです。
ありがとうございました。