「エルサレム旧市街」寸景。
旧市街には思っていた以上にパレスチナ人の往来が多く、露店も出ています。
旧市街の一画に古代の商店街(カルド・西暦135年〜)が発掘されています。
オリーブ山と旧市街の間にある「ケデロンの谷」は紀元前10世紀のイスラエル王国ダビデ王時代からの墓地です。近くにはエルサレム発祥の地「ダビデの町」の遺跡もあります。
新市街にある「マハネー・イェフダー市場」
お菓子売り場。
ファラエル(ひよこ豆のコロッケ)の「ピタパンサンド」6シェケル(186円)。安くて、ボリュームがあり、美味しいです。
「死海」へ。新市街のエゲッドバス・セントラルステーションから起点となる「エン・ゲディ」まで約1時間、34シェケル(1060円)。
「死海」は海面下420mで、世界で最も低地にある塩水湖です。ヨルダン川が流入していますが出口がなく、強烈な太陽光で水分が蒸発して塩分濃度が約33%(通常の海水の10倍)になりました。一応湖で浮かぶつもりで行きましたが、エン・ゲディのパブリック・ビーチが閉鎖していてその他の沿岸は遊泳禁止でした。バスで30分位南下したエン・ボケックにもパブリック・ビーチがありますが、ヨルダンで行く事にして、バスから死海を見ただけで帰りました。
対岸はヨルダンです。
2月22日、エゲッドバスでイスラエル北部ガリラヤ湖畔の街「ティベリア」へ。37.5シェケル(1163円)、約2.5時間。
宿は「ティベリアス・ホステル」ドミトリー75シェケル(2325円)。きれいなホステルでキッチン有り。各国のツーリストで賑わっていました。朝食は10シェケル(310円)でまあまあ、日替わりの夕食もありました。
ホステルのロビーにあったレオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」のパロディ版。
「ティベリア」はガリラヤ湖地域の中心地で2000年の歴史がありますが、さほど大きい街ではありません。レバノン国境やイスラエルが実効支配中のシリア領ゴラン高原に近いです。
「ガリラヤ湖」は南北約20km、東西約12kmの淡水湖で、海面下210mにあるので冬でも温暖です。キリスト教徒にとってはイエスの伝道の地として重要なところです。
次回(3/1予定)はガリラヤ地方のイエスの足跡です。そして今回の旅の最後の訪問国「ヨルダン」へ向かいます。
ありがとうございました。