70歳現役バックパッカー世界一人旅  写真日記

こんにちは〜コロナ禍で旅にも出られずヒマなのでブログを始めました。現在から1970年代 (沢木耕太郎の深夜特急の時代) まで遡ろうと思います。暇があったらのぞいてください。

(80)2016年11月 中欧の旅 オーストリア・ウィーン、スロヴァキア・ブラチスラヴァ、スイス・チューリッヒ。

2016年11月3日10:00 チェコ共和国の首都プラハからオーストリア共和国の首都ウィーンへバスで向かいます。約4時間、379コルナ(1630円)、「Flix Bus」。 

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14:05 ウィーン・インターナショナル・バスターミナル着。ここは地下鉄Erdberg(エアトベルク)駅のそばにある小さなバスターミナルで、ほとんど「Flix Bus」専用のようでした。ここからウィーン中心部までは地下鉄で少し時間がかかります。ウィーンの国際バス・ターミナルは数か所あるので注意です。

宿は「Wombat's City Hostel」ドミトリー14.34€(1670円)。中心部に近いウィーン西駅からすぐの大型ホステルで、隣にスーパーマーケットがあって便利です。3泊しました。
f:id:Seita75851833:20230726095449j:image                     
ある日の夕食。ドイツ風黒パン1kg1.2€(140円 約4食分)、レバーペースト缶0.69€(80円)、ハム、トマト。缶ビール500mlは100円位でありました。

 

オーストリア共和国」は日本の1/5位で、人口は約900万人です。言語はドイツ語で、通貨はユーロです。当時のレートは1€=約116円。

首都「ウィーン」は音楽の都、芸術の都、森の都とも称される古都です。ウィーンの栄華は650年続いた「ハプスブルク家(王朝)」のたまものです。ハプスブルク家で有名なのは18世紀の女帝マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがフランスのルイ16世と結婚し、その後の運命です。

ウィーン市内の見どころは一周約4kmの環状道路(リング)に囲まれた旧市街とその周辺に集まっています。

環状道路沿いにある「国会議事堂」ギリシャ神殿を思わせる建物で、1885年完成。
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f:id:Seita75851833:20230726100316j:image                     環状道路を走る路面電車と。


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「シュテファン寺院」は旧市街のほぼ中央にそびえるウィーンのシンボルです。12世紀半ばに建設が始まり、14〜16世紀に今の姿になりました。
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旧市街にある「王宮」はハプスブルク家が13世紀後半から1918年までの600年以上にわたって住居としていました。
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王宮正面。


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f:id:Seita75851833:20230726101353j:image                         裏門。


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シェーンブルン宮殿」最初はパリのベルサイユ宮殿をしのぐ規模で計画されましたが金銭面でかなわず、現在の姿になったのは1743年の女帝マリア・テレジアの時でした。マリー・アントワネットは15歳で結婚するまでここで育ったそうです。ウィーン西駅の南西2kmのところにあり、敷地に入るだけなら無料です。

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f:id:Seita75851833:20230726102302j:image                     右側面。


f:id:Seita75851833:20230726102400j:image                     裏の丘より。


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ウィーン寸景。
f:id:Seita75851833:20230726103140j:image                     旧市街の繁華街。

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f:id:Seita75851833:20230726103436j:image                         屋台のBar。なぜか屋根の上にウサギが?


f:id:Seita75851833:20230726103515j:image                     ファストフード店でのオーストリアの名物料理「ヴィーナー・シュニッツェル」(仔牛又は豚肉のカツレツ)、6€(700円)。フライドポテト・サラダなしは4€でした。


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11月6日 スロヴァキア共和国の首都ブラチスラヴァへ日帰りで行きました。ウィーンの東60kmのところにあり、インターナショナル・バスターミナルから「Flix Bus」で約1時間、8€(930円)。

スロヴァキア共和国」は日本の1/7位で、人口は約550万人です。国土のほとんどが山岳地帯で、周辺国のリゾート地として人気があります。通貨はユーロです。

首都「ブラチスラヴァ」はドナウ川の両岸に広がる小都市で、9世紀頃から長い間ハンガリー王国の一部でした。その後首都(ブダ)がオスマン帝国に陥落した為、ブラチスラヴァが首都になりました。同時にハンガリー王国の王位がウィーンのハプスブルク家に移り、その影響で18世紀頃には大きく発展しました。

ブラチスラヴァ城」はドナウ川のほとりの小高い丘にそびえています。12世紀から石造りの城があり、17世紀に今の姿になりました。18世紀にはハプスブルク家の女帝マリア・テレジアの居城でした。

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f:id:Seita75851833:20230727160321j:image                     裏庭。


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ブラチスラヴァ城からの街並とハンガリー王の戴冠式が行なわれた「聖マルティン大聖堂」。

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f:id:Seita75851833:20230727160845j:image                     この日は雨模様で、ドナウ川もかすんでいます。

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「旧市街」
f:id:Seita75851833:20230727160950j:image                         
唯一残っている「ミハイル門」

 

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f:id:Seita75851833:20230727161205j:image                     「青い教会」(聖アルジュベタ教会)。


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ブラチスラヴァからウィーンに戻り、その日の夜行バスでスイス連邦チューリッヒへ向かいます。チケットを買ってよく見たらドイツのミュンヘン乗り換えでした。50.25€(5830円) 「Flix Bus」。
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11月6日23:55 ウィーン・インターナショナル・バスターミナル発。

11月7日5:50 ミュンヘン着。 7:00 ミュンヘン発。

10:45 スイス・チューリッヒ着。バスターミナルはチューリッヒ中央駅のすぐ北側でした。 

宿は「シティ・バックパッカー・ビーバー」ドミトリー38€(4410円)+シーツ代3フラン(私は自分の寝袋を使いました)。普通のホステルでしたが非常に高いです。これがスイスです。特に高いのが外食代なので当然自炊になります。ヨーロッパではいつもの事ですが。
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夕食。パンの値段は高めでした。カマンベール風チーズ(全体的にチーズは安めです)、煮豆缶、白ワイン(ワインは安めです)。

 

スイス連邦」の面積はオーストリアの約半分ですが、山国であるスイスの人口は同じ位(870万人)です。通貨は「スイス・フラン」で当時のレートは1フラン=113〜114円でユーロとほぼ同じ位でした。

チューリッヒ」はスイスの北東部に位置し、標高は408mです。スイス最大の都市ですが人口は40万人ほどで、文化・経済の中心です。歴史は古くて紀元前のローマ時代に遡ります。

「旧市街」はそんなに広くはなく、真ん中をリマト川が流れていてチューリッヒ湖に注いでいます。
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「聖ペーター寺院」857年に記録が残る古い教会で、時計塔は1534年建立です。時計はヨーロッパ最大で時針3m、分針4mです。
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「フラウ・ミュンスター(大教会)」853年に建てられた修道院が前身で、12〜15世紀に建てられた塔はゴシック様式の代表的建造物です。

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チューリッヒ寸景。
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市街にある「リンデンホフの丘」で。


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f:id:Seita75851833:20230730103325j:image                     スイス名産・チョコレート屋。


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次回(8/15予定)はスイス・オーストリア国境にある小国リヒテンシュタインとスイス「氷河特急」です。

ありがとうございました。