アテネの見どころは、ほとんどがこの地図内に集まっていて徒歩圏内です。
「リカヴィトスの丘」(273m)に登るとアテネ市街、パルテノン神殿、ピレウスの海が一望できます。頂上には教会があります。
丘と言うより山です。
アテネの中心「シンタグマ広場」は1834年に最初の憲法(シンタグマ)が発布された場所です。
アベックのたまり場でもあります。
シンタグマ広場のすぐ横に「国会議事堂」があります。その前に「無名戦士の墓」があり、1時間ごとに衛兵の交代式があります。特に日曜日の10:50〜11:10は大規模に行われます。
壁のギリシャ文字は古代ギリシャの歴史家ツキジデスの言葉です。
素朴な「アギオス・エレフテリオス教会」12世紀。パルテノン神殿のふもとに広がる旧市街(プラカ地区)にあります。
裏は憩いの場所になっています。
素朴で小さい教会は他でも見かけます。
アテネ寸景。
「中央市場」野菜を買ったらスーパーの方が安かったです。お釣りも少しごまかされました。
2016年9月30日にバルト三国・エストニア共和国の首都タリンからスタートした約3か月の「中欧の旅」はギリシャ共和国で終わりました。この先はキプロス→レバノン→エジプト→スーダン→イスラエル→ヨルダンと続きます。まずは東地中海の島国キプロス共和国へ向かいます。航空券のネット予約はまだ無理なので、旅行代理店めぐりです。観光立国ギリシャの首都アテネには昔から代理店が多くありますが、悪徳業者も多いので注意です。そして5〜6店をまわり、シンタグマ広場からすぐの安くて親切な代理店で買いました。「エーゲ航空」のアテネ→キプロス(ラルナカ)→アテネ→レバノン(ベイルート)です。ベイルートへはラルナカから直行がありますが、到着が真夜中で料金も少し安くなるだけでした。空港行きバス(24時間運行6€)もシンタグマ広場から出ています。
12月26日8:15 アテネ発、10:00 キプロス共和国ラルナカ着。
ラルナカ上空。手前は地中海、中央は湖です。
入国して空港ビル内でツーリスト・インフォメーションを探したら、イミグレの横、税関の手前にあったようです? 結局行けませんでしたが空港ビルの2階に空港関係のインフォメーションがあり、ここで地図がもらえ、ホテル紹介もやっていました?
空港から市内へは約6kmで路線バスがあります。運行本数は少ないです。1.5€(175円)、約20分。
宿は「オニシロス・ホテル」ドミトリー18€(2100円)。ドミトリーと言ってもトイレ・シャワー付きツインルームでした。ラルナカにはドミトリーのある安ホステルがありませんでした。またキプロスのコンセントは三又(ミツマタ)のBFタイプが多いので注意です。
「キプロス共和国」は四国の半分位の広さで、人口は約125万人です。首都はレフコシア(ニコシア)で中央部にあります。1974年のキプロス紛争時は南部のギリシャ系と北部のトルコ系が争いました。現在は行き来ができますが、今でも北部のトルコ側での宿泊はできません。通貨はユーロです。
「ラルナカ」は首都レフコシアの半分以下の人口ですが、国際空港があるのでほとんどの入国者はここに到着します。貴重な文化遺産があり、ビーチリゾートでもあります。
「ラルナカ要塞」ヴェネツィア時代からの砦で、中心部の海岸通りにあります。
「聖ラザロ教会」イスラエルでキリストによって死から蘇生したラザロはキプロスに来て、この街で主教として30余年を過ごしました。そして再び亡くなったあと、
この教会に埋葬されました。
入口は旗の下のアーケード部分にあります。
内部はイコン(宗教画)で飾られています。
ローマ時代のままで保存されている地下墓地。
教会で「洗礼式」をやっていました。プロのカメラマンが写真撮影をしていたので、私はその後ろで便乗して撮らせてもらいました。
街のすぐ西側に「ソルト湖」(塩水湖)があり、冬にはフラミンゴや野鳥がやって来ます。夏は干上がります。
ソルト湖の対岸には、1816年建立の「ハラ・スルタン寺院」(モスク)があります。イスラム教では4番目に重要なモスクらしいですが、参拝者や観光客はまばらでした。
木には信者のお祈りの布が結んであります。
近くでたくさんのネコが飼われていました。
次回(11/15予定)はレバノン共和国です。
ありがとうございました。