2016年10月30日23:40 ポーランドのクラクフからチェコ共和国の首都プラハへ夜行バスで向かいます。今回初めてチケットのネット予約に挑戦したのですが、まだ無理でした。そしてバスターミナルの予約センターで買ったら、手数料を取られました。料金97ズウォティ(2620円)のうち手数料が20ズウォティ(540円)でした。
10月31日7:00 プラハのフローレンツ・バスターミナル着。チェコ共和国の通貨は「コルナ」で当時のレートは1コルナ=約4.3円。
宿は「ホステル・ローズマリー」ドミトリー198コルナ(860円)に3泊しました。鉄道のプラハ本駅から近く、きれいなホステルでした。シングルベッドの8人部屋で、室内(続きのスペース)にトイレ・シャワー・キッチン・ダイニングがありました。ここの予約は2時間かかってなんとか自分で出来ました。タブレットを買った一番の目的がホテルの予約だったのでこれでひと安心です。
天窓がある屋根裏部屋です。天窓の右側の風景は写真です。
「チェコ共和国」は日本の1/5位の広さで、人口は約1000万人強です。「チェコスロヴァキア」がチェコとスロヴァキアに分かれたのは1993年1月です。チェコ語とスロヴァキア語は大阪弁と東京弁位の違いだそうです。
首都「プラハ」は神聖ローマ帝国とボヘミア王国の首都となった14世紀に基礎が築かれ、その後は奇跡的にほとんど破壊もされないで発展しました。よってロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、アールヌーヴォーと各時代の建物が保存され、パリ(フランス)、サンクトペテルブルク(ロシア)と共にヨーロッパの三大美都とされています。「百塔の街」とも呼ばれ、もちろん世界遺産です。
街のほぼ中央を「ヴルタヴァ川」が流れています。そして西岸の小高い丘の上に「プラハ城」がそびえ、東岸に旧市街が広がっています。
左側が西岸のプラハ城、右手(東岸)に旧市街。
西岸のプラハ城より。
プラハの心臓「旧市街広場」
右端に「ディーン教会」1135年に建てられた教会を1365年に今の姿に改築されました。
入口に「ピカチュウ」がいます。
旧市庁舎にある「天文時計」1490年〜15世紀頃に天動説に基づいて作られました。上は天体の動きと年月日、時刻を示しています。下は農村における四季の作業を描いた暦です。
時計のすぐ上は「仕掛け時計」になっていて、9:00〜23:00の毎時ちょうどにキリストの12使徒が現れ、最後は鶏が鳴いて終わります。
「カレル橋」は旧市街広場の西500mのヴルタヴァ川に架かるプラハ最古の橋です。1357年に着工して60年近くかけて完成しました。全長520m、幅は約10mで両側の欄干には30体の聖人像が並んでいます。聖人像は17〜19世紀に加えられました。
旧市街側(西岸)の橋塔。
橋上からのプラハ城。
西岸(プラハ城側)の橋塔。
日本にも布教に来た聖フランシスコ・ザビエル像。
聖ヤン・ネポムスキー像の下部にあるレリーフに触れると幸運が訪れると言われています。
似顔絵描き。
「プラハ城」9世紀半ばに建設が始まり、14世紀に現在の姿になりました。 対岸の旧市街側からのプラハ城。
カレル橋と。
旧市街からカレル橋を渡り、橋塔をくぐると城下町です。そして城下町を抜けて登城道を登ります。
左側上方にカレル橋が見えます。
「プラハ城正門」
すぐ奥にある「聖ヴィード大聖堂」14世紀に小さな教会から今の姿に建造が始まり、完成は20世紀初めでした。塔の高さは96.6mです。
右手側面にある南塔。ここは上に登れます。
城内寸景。
若い男性の像に触れる女性。何かのおまじない?
プラハ城の裏口からの街並み。
「衛兵交代式」正午にあるメインの交代式に道を間違えて遅れてしまい、終了間際だけの写真になりました。
プラハ寸景。
猿顔のライオン。
次回(8/5予定)はオーストリアの首都ウィーンとスロヴァキアの首都ブラチスラヴァです。その後、スイスに向かいます。
ありがとうございました。
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