2018年4月 ウクライナ・リヴィウより首都キーウへ列車で向かいます。570km、特急で約5時間45分。307.45UAH(1300円)、安いです。
先月の岸田首相キーウ訪問時の列車は、リヴィウの西100km弱のところにあるポーランの街「プシェミシル」発着でした。そしてリヴィウを通過してキーウへ向かったと思われます。
リヴィウ駅。
す
今回と2017年10月のウクライナの首都キーウ滞在は、このブログの(31)に載せていますので今回は割愛します。
そしてベラルーシに向かいます。
ベラルーシ共和国入国にはビザが必要です。が、トランジット(通過)ビザは簡単に取得できます。また、最近はミンスク空港での入出国に限り5日間の滞在が可能になりました。その後空港入出国でのビザ免除は30日に延長されました。
トランジットビザ取得にはまずキーウ駅でベラルーシ・ミンスク行の夜行列車のチケットを買います。それを持ってベラルーシ大使館(鉄道駅と市心の中間位にあります)の向かいの建物の中庭側にある保険代理店に行きます。そしてそこで手続が簡単にできます。
・ビザ申請用紙に記入(手伝ってくれます。記入は英語) ・写真1 枚 ・列車チケットのコピー(ここでできます。2UAH) ・旅行保険加入59UAH(250円) 以上です。大使館への申請は保険屋がやってくれ手数料・ビザ代はありませんでした。旅行保険代が手数料と思われます。そして火・木曜日は14:30〜17:00。月・金曜日は9:30〜12:00にベラルーシ大使館で受け取ります。水曜はないので注意です。トランジットビザは30日有効で、滞在は2日です。48時間ではなので注意です。
2018年4月11日22:09 キーウ発。二等寝台、1681UAH(7100円)。国際列車の為か高いです。コンパートメントのテーブルに用意されている飲料水、お菓子などは有料なので注意です。
4月12日03:30 ベラルーシ入国。パスポートチェックは列車内で2回あり、けっこう厳しかったです。入国カード記入や旅行保険のチェックもありました。荷物検査は簡単でした。
8:38(定刻)ミンスク着。寒いです。通貨はベラルーシ・ルーブル(BYN)で、レートは1BYN=約54円。少額の再両替も可能でした。
「ベラルーシ共和国」は日本の本州位の広さで、人口は約950万です。元首はルカシェンコ大統領で、ヨーロッパ最後の独裁国と言われています。
「首都ミンスク」は国土のほぼ中央に位置し、人口は約200万。ソ連の雰囲気が残る近代都市です。なぜかマクドナルドとケンタッキー・フライドチキンの店が多くありました。カジノもありました。
「ミンスク駅前」駅の隣りに中央バスターミナルがあり、その周辺はショッピングモールになっています。スーパーマーケット、両替屋もあります。
スターリン様式の建物。左側の建物内にホステルがありました。「My Hostel」ドミトリー16ベラルーシ・ルーブル(864円)。きれいなホステルで靴を脱いで入ります。飲料水有り。
「独立広場」レーニン像があります。午前9時頃だったせいか観光客はいません。
となりの政府関係のビル。
独立広場のすぐ北側にある「聖シモン・聖エレーナ教会」(カトリック教会)。
長崎の大浦天主堂から贈られた鐘と記念碑があります。下には長崎、広島、福島の土を入れたカプセルが埋められています。最近ロシアの核兵器がベラルーシに配備されました。
「聖霊大聖堂」
入口のイースターエッグ。
中央奥は奇跡を起こすと言われる、イコン「ミンクスの聖母」。
近くの「トラエツカヤ旧市街区」とその周辺。
戦前の商家などを復元した一画ですが、きれいすぎて全然面白味がありません。カフェ、ショップ、ギャラリーなどがあります。
自由広場。
ミンスク寸景。
メインストリート。
勝利広場の記念碑。
作り物の馬車。
4月13日12:00 バルト三国・リトアニアの首都「ヴィリニュス」へバスで向かいます。22ベラルーシ・ルーブル(1188円)。リトアニアが運行していると思われる直通のきれいな列車もあります。1日3便、40ベラルーシ・ルーブル。 国境ではパスポートの顔写真を長い時間チェックされました。荷物検査は簡単でした。
16:20 リトアニア共和国の首都「ヴィリニュス」着。ベラルーシ国境のすぐ近くです。
次回(5/1予定)はリトアニアの首都ヴィリニュス。そしてアイルランドへ飛びます。
ありがとうございました。