70歳現役バックパッカー世界一人旅  写真日記

こんにちは〜コロナ禍で旅にも出られずヒマなのでブログを始めました。現在から1970年代 (沢木耕太郎の深夜特急の時代) まで遡ろうと思います。暇があったらのぞいてください。

(96)2017年2月 「スーダン」からエジプト・シナイ半島「ダハブ」へ。

2017年2月、スーダン共和国ハルツームから「ヨルダン」へ飛行機で飛ぼうと思い、旅行代理店を回りました。(私はこの時はまだチケットのネット予約が出来ませんでした) ハルツームダウンタウンには多く(必要以上?)の代理店がありましたが、まず私が言われたのは、往復チケットしか売れない(買えない)と言うことでした? そしてヨルダンのビザが不要の私(ヨルダン人以外)にもビザが必要との事でした? 多分、ハルツームのほとんどの旅行代理店は自国民のメッカ巡礼などのためだけにあり、外国人ツーリストにはきちんとした旅行上の対応が出来ない様子でした。大使館の人もおかしいと言っていましたが、仕方なくヨルダンビザを取得しました。この時、ビザ代のスーダンポンドの持ち合わせがなかったので、両替をして来ると言ったら、ビザ代を無料にしてくれました。その後、旅行代理店でのチケット購入に不安があるのでどうしようかと悩んでいたら、ホテルのフロントでエジプト・カイロ行きバス(ALDAMER)のパンフレットを見つけました。これで決まりました。問題はエジプトビザですが、大使館で聞いたら陸路の国境でも「エントリー(アライバル)ビザ」が取得出来るとの事でした。この時はエジプト大使館の休館日が続き3日待ちました。そしてなんやかんやで写真を撮りにくいハルツームに7泊もしてしまいました。

2017年2月6日早朝4:00、ホテルから少し離れた幹線道路にバスターミナルまでの車が迎えに来ました。

5:00 ハルツームのバスターミナル発。700スーダンポンド(4550円)。
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14:00 入国した時と同じ「ワディ・ハルファ」の国境着。再び荷物検査などで時間がかかりました。スーダン国税?も徴収されました。80+50+10スーダンポンド(975円)。エジプト入国税?もありました。60エジプトポンド(360円)。エジプトのエントリービザ代25USドルは、ここにはパスポートに貼るシールがなかったので、シナイ半島イスラエルへ出国する時に払いました。出国するまではビザ代がタダになったと喜んでいましたが、糠喜びでしたパスポートにアラビア語でこの事が記入されていた様です。

20:30 エジプト国境発。再びフェリーに乗ると思っていたら、そのままアスワンに着いてしまいました。
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2月7日1:00 アスワン着。後、カイロ行きバスに乗り換えて出発。
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f:id:Seita75851833:20240118113657j:image                     バス内で誰かの大型カメラを持って遊ぶ子供。


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13:30 カイロ着。

宿は前回も泊まった「サファリ・ホテル」へ。ドミトリー85エジプトポンド(510円)。ここはトルゴマーン・バスステーションに近くて便利です。
f:id:Seita75851833:20240118114012j:image                        「サファリ・ホテル」の部屋から見える路地。

 

f:id:Seita75851833:20240118114049j:image                         ホテルの左隣はパン屋で焼き立てが食べられます。あんパン(1.5ポンド9円)もあります。

 

2月9日23:00 トルゴマーン・バスステーション発の夜行バスでシナイ半島のリゾート地「ダハブ」へ。130ポンド(780円)。シナイ半島に入る所で荷物検査がありました。

2月10日10:00 「ダハブ」長距離バスターミナル着。ここから安宿があるマシュラバ地区まで歩いて約30分。(2〜3km)
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宿は「ビジュビシ・ガーデン・ビレッジ」シングルルーム60ポンド(360円)。トイレ・シャワー共同。広い庭の周りに平屋の部屋が並んでいて、のんびりとできました。
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シナイ半島はアジア大陸の西端に位置し、アフリカ大陸との接点です。大半が砂漠地帯で南部の紅海沿岸はリゾート地として人気があり、北部にはパレスチナ自治区「ガザ」があります。中東戦争により一時期イスラエルに占領されていて、「ダハブ」はその時にイスラエルによって造られたリゾート地です。ちなみにイスラエルシナイ半島返還は1982年です。
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f:id:Seita75851833:20240118115412j:image          

マシュラバの目の前の海岸で手軽にスノーケリングやダイビングが楽しめます。対岸はサウジアラビアです。


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f:id:Seita75851833:20240118115550j:image                     メイン・ストリート。


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f:id:Seita75851833:20240118115825j:image                     郊外の山と新興住宅。


f:id:Seita75851833:20240118115857j:image                     


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f:id:Seita75851833:20240118120057j:image                   「King Chicken Restaurant」の「グリルチキン・セット」35ポンド(210円)。ピラフ、サラダ、一品、スープ、アラブパン、タヒーナ(パンにつけるゴマペースト)2種。

 

世界遺産シナイ山」(別名ガバル・ムーサ〈モーセ山〉2285m)へ。ツアーで行くのが便利で、ホテルで申し込めます。150ポンドを140ポンド(840円)にまけてくれました。「シナイ山」は旧約聖書モーセが神から十戒を授かった聖地で、5〜6世紀から巡礼が始まったと言われています。

23:00 ワゴン車で出発。

1:00 登山口の聖カトリーナの街着。
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簡単なセキュリティチェックを受けてから、なだらかなラクダ道をガイドと登ります。頂上手前は約800段の階段状のきつい山道になります。懐中電灯は必携です。

5:00頃、頂上の「三位一体聖堂」に到着。
f:id:Seita75851833:20240119093731j:image                     
東の空が明るくなって来ました。


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f:id:Seita75851833:20240119094233j:image                     西の空には満月が。


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6:20頃、御来光。風が強く(この日はまだましでしたが)、寒かったです。
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f:id:Seita75851833:20240119103709j:image                     
頂上の「三位一体聖堂」1930年建立でのほどの。


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f:id:Seita75851833:20240119103901j:image                     頂上の売店


f:id:Seita75851833:20240119103927j:image                     左の山はシナイ半島最高峰「カトリーナ山」(2642m)。頂上に小さな礼拝堂があります。

 

7:00頃、下山開始。帰りは3750段ある階段コースを下りました。景色は良かったはず(登った時の景色は知らないので)ですが、きつかったです。
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f:id:Seita75851833:20240119104454j:image                    「聖エリアの礼拝堂?」


f:id:Seita75851833:20240119104524j:image                         麓にある「聖カトリーナ修道院」が見えて来ました。


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街にある「聖カトリーナ修道院」(330年)を見学してから帰路につきました。
f:id:Seita75851833:20240119104626j:image                        
「鐘楼」


f:id:Seita75851833:20240119104655j:image                     一番古い「燃える柴礼拝堂」モーセが聖なる山に入ろうとした時、燃えているのに燃え尽きなかったと言われています。


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12:30 ダハブ帰着。

 

2017年2月14日、4泊したダハブから「イスラエル」エイラットへ向かいます。

11:00 ダハブ長距離バスターミナルからエジプト国境の街「ターバー」へ。45ポンド(270円)。
f:id:Seita75851833:20240119105057j:image                     
アカバ湾沿岸のリゾート村。


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f:id:Seita75851833:20240119105235j:image                     ダーバーの街。


f:id:Seita75851833:20240119105301j:image                     ダーバー沖の「フィルオーン島」ローマ時代からの要塞があります。対岸はヨルダン、サウジアラビアです。


f:id:Seita75851833:20240119105328j:image                     警備の戦車。

 

13:00 「ターバー」着。後、「イスラエル」へ入国。

 

次回(2/5予定)は「イスラエル」です。

ありがとうございました。