70歳現役バックパッカー世界一人旅  写真日記

こんにちは〜コロナ禍で旅にも出られずヒマなのでブログを始めました。現在から1970年代 (沢木耕太郎の深夜特急の時代) まで遡ろうと思います。暇があったらのぞいてください。

(94)2017年1月 エジプト・アラブ共和国「アスワン」から「スーダン共和国」へ。

2017年1月、エジプト・アラブ共和国「アスワン」の続きです。

アスワンの街からナイル川をはさんで対岸にある「ヌビア村」(ヌビア人の集落)へ。前回の「岩窟墳墓群」遺跡の北側に村が広がっていて、家の壁には独特の絵が描かれています。
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f:id:Seita75851833:20231230092748j:image                     遺跡近くの小さなモスク。

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f:id:Seita75851833:20231230092926j:image                     厳しい気候なので水飲み場が用意されています。


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アスワン寸景
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f:id:Seita75851833:20231230093654j:image                     ナイル川での漁。


f:id:Seita75851833:20231230093833j:image                        「モスク」新しいです。


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f:id:Seita75851833:20231230094810j:image                         トランポリンで遊ぶ。

 

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f:id:Seita75851833:20231230095201j:image                         遺跡のネコ。

 

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f:id:Seita75851833:20231230095511j:image                     ホテル裏手にある小さな食堂の「グリルチキン定食」20ポンド(120円)。ピラフ、一品、ピクルス、エジプトパンが付いています。毎日利用しました。


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f:id:Seita75851833:20231230100342j:image                     他店の「ターメイヤ(そら豆のコロッケ)セット」10ポンド(60円)。サラダ、ポテトフライ、タヒーナ(ゴマペースト・パンにつけて食べます)、エジプトパン付き。 

 

2017年1月25日、アスワンから「スーダン共和国」へ向かいます。入国にはビザが必要で、カイロのスーダン大使館で申請すると日本大使館のレターが必要で、2ヶ月の観光ビザが100USドル、翌日発行です。アスワンの領事館ではレターは不要で50USドルです。が、5日位かかります。私はアスワンで申請しました。写真2枚とパスポートのコピーが必要で、3つのセクションを回されましたが簡単でした。領事館へはナイル川沿いのメインロード(コルニーシュ通り)からサハリ行きのマイクロバスに乗り途中下車します。2ポンド(12円)。

スーダン共和国」はアフリカで3番目の広さがあり日本の約5倍です。南スーダンの独立前は1番の広さでした。人口は約4565万人です。国土の大部分は乾燥した平原で、ほぼ中央をナイル川が流れています。北部のナイル川沿い(ヌビア地方)は約3000年の歴史があり、最盛期にはエジプト王国のファラオも輩出しました。2019年4月の軍事クーデターで30年続いた独裁政権が終わりましたがその後も混乱が続き、最近(2023年4月)も軍部内の利権争いで内戦が起こりました。国民性としてスーダンのホスピタリティの高さは昔から有名です。通貨はスーダンポンドで1ポンド=6〜7円。
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1月25日5:00、アスワンのマオガフ・バスターミナルからスーダン共和国の国境の街「ワディ・ハルファ」へ向かいます。180ポンド(1080円)。大型バス数台が出発しました。

9:00、アブ・シンベルの街近くから、ナセル湖を渡るフェリーにバスごと乗り込みます。
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f:id:Seita75851833:20231230115156j:image                     陸地に見える小高い山はアブ・シンベル神殿と思われます。


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f:id:Seita75851833:20231230115554j:image                     対岸に到着。

 

10:30、対岸に到着。後、約30分走って国境へ。ここでは現地の人の荷物検査で時間がかかりました(約半日)。エジプト出国時には空港並の身体チェックがあり、国税のようなものを払わされました。そしてスーダン入国時には「3日以内にレジストレーション(登録)をせよ」とビザ欄にスタンプを押されました。   

先を急ぐ人は国境から乗り合いタクシーを使います。30スーダンポンド(200円)。国境には両替屋がいてレートは悪くありません。

国境の街「ワディ・ハルファ」までは約30分。着いたのは日が暮れかかった夕方6時頃でした。すぐに明朝のカリマ(クレイマ)行きバスを予約して、そこで安宿(スーダンで「ロカンダ」)を教えてもらい投宿しました。

「ホテル・クレオパトラ」ドミトリー30スーダンポンド(200円)。大げさな名前ですが、2階のドミトリーはだだっ広い部屋に汚いベッドがポツ、ポツと置いてあるだけでした。蚊も多かったです。スーダンマラリアは大丈夫かな?

1月26日、6:00発のバスに乗るために5:30頃ホテルを出てバスターミナルに向かっていたら、バスの車掌がトゥクトゥク(タイの3輪タクシー)で迎えに来ました? 出発時間が過ぎているとの事です? よく聞いたらエジプトとは緯度は同じでも1時間の時差ありました。

「ワディ・ハルファ」→5時間「ドンゴラ」ミニバス乗り換え→3時間「カリマ」(クレイマ) 着。160スーダンポンド(1040円)。
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f:id:Seita75851833:20231231111924j:image                    「ドンゴラ」の街。ロバが活躍しています。


f:id:Seita75851833:20231231112058j:image                     「トゥクトゥク」も走っています。


f:id:Seita75851833:20231231112235j:image                         カリマ行きのミニバス(ワゴン)で乗り合わせたドンゴラの女子大生。休暇で故郷へ帰るところです。イスラム教徒の若い女性もすごくフレンドリーで、さすがホスピタリティの高いスーダン人です。名前を漢字に直してあげたりして楽しく過ごしました。


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カリマ(クレイマ)の宿は「ロンリー・プラネット」(外国の旅行ガイドブック)に載っていた「Al Nassr Hotel」ドミトリー30ポンド(200円)。まあまあきれいで居心地の良いホテルでした。ちなみにシングルルームは80ポンド〜(520円〜)。そしてここでは、外国人旅行者はまずポリスへ行って許可をもらいます。国境で言われた「レジストレーション」はここでは出来ませんでした。3日以内の期限がオーバーになりますが首都ハルツームでやるしかありません。ちなみに国境の街ワディ・ハルファでは可能でした。

「カリマ(クレイマ)」はこじんまりとして落ち着いた街です。近くに世界遺産の遺跡があります。

f:id:Seita75851833:20231231152206j:image                     中心部のマーケット。


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f:id:Seita75851833:20231231152400j:image                     カフェ。


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f:id:Seita75851833:20231231152638j:image                       中心部広場の食堂。

                    
f:id:Seita75851833:20231231152846j:image                     夜の広場。


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f:id:Seita75851833:20240102093056j:image                     スーダン国民食「フール」そら豆を使った煮込み料理で、味がうすいので塩などで味を整えて食べます。添えは生タマネギとアラブパン(アエーシ)。スーダンのアラブパンは柔らかくて美味しいです。

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f:id:Seita75851833:20240102093215j:image                    

朝食の「ターメイヤ(そら豆のコロッケ)サンド」と「ハイビスカス・ジュース(ガルカディ)」ハイビスカスはスーダンの国花です。

 

次回(1/15予定)はスーダン共和国・カリマの世界遺産(ピラミッド)と首都ハルツームです。

ありがとうございました。