アルメニア共和国、首都エレヴァンの寸景と人々。 アルメニア人はおだやかで、美人が多いです。 車の運転でジョージア人との違いがよく分かります。
大統領官邸。
エレヴァンの子供達。
アルメニア共和国の地方へ。
世界最長のロープウェイで行く「タテヴ修道院」へ。まず首都エレヴァンの南東280kmにあるゴリスへ行きます。アゼルバイジャン、イラン国境に近いです。エレヴァン鉄道駅裏のバスターミナルから9:00発のミニバスで約4時間。2500ドラム(600円)。バスの便数が少ないので予約がベターです。アルメニアは山国なので、冬の峠は雪景色できれいでした。
13:00 ゴリス着。ホテルの予約はしていなかったので、バス停(ゴリスには決まったバスターミナルはありません)横のホテルに呼び込まれて投宿。「NAR VAR HOTEL」ツインルーム4000ドラム(960円オフシーズン料金)。シャワーは水が冷たすぎてお湯にならず。 人気のホステル「Lovery Goris」はドミトリー3500ドラムでしたが、私一人の為に暖房を入れるのも悪いと思いヤメました。アルメニアの地方は安宿、ドミトリーが少ないので高くつきます。 ゴリスは小さな街です。街外れ(オールドゴリス)に岩山が多くあり、昔の洞窟住居跡、洞窟墓地、ロックチャーチなどがあります。洞窟は今は倉庫などに利用されています。
ホテル前よりオールドゴリス方面。
ゴリスの街。
ロックチャーチ。
美味しいパン屋がありました。菓子パン1個70ドラム(17円)。
「タテヴ修道院」へ。世界一長いロープウェイ(5752m)乗り場はゴリスから約20km離れた所にあり、公共の交通機関が無いのでタクシーになります。私はホテルの息子と交渉して往復6000ドラム(1440円)で行きましたが、後で街のタクシードライバーに聞いたらオフシーズンの為か4000ドラムまで下りました。タクシーは待ち時間込みにしないで、行きと帰りの時間だけを決めて予約をすると安くなると思います。また修道院がある村へはゴリスから週2本のバスがあり、村には宿、キャンプ場があります。 ロープウェイ料金は往復3500ドラム(840円)でしたが、これはオフシーズン料金と思われます。30分間隔の運行で片道12分でした。
中央の黒い山(丘)を越えて行きます。
乗り場近くの村。
黒い山(丘)を越えたところ。
修道院がある村へ登る道が見えてきました。
修道院が見えました。
乗り場近くにいたネコ。
「タテヴ修道院」の創設は7世紀で、14、15世紀には大学も開設されてアルメニア文化の担い手となりました。修道院右手の道をしばらく行って裏に回ると、修道院のビューポイントがありますが雪のために歩いては行けませんでした。
次回(6/5予定)はアルメニア近くで、アゼルバイジャン領内にある未承認国「ナゴルノ・カラバフ共和国」です。
ありがとうございました。