70歳現役バックパッカー世界一人旅  写真日記

こんにちは〜コロナ禍で旅にも出られずヒマなのでブログを始めました。現在から1970年代 (沢木耕太郎の深夜特急の時代) まで遡ろうと思います。暇があったらのぞいてください。

(97)2017年2月 「イスラエル国」の旅。

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2017年2月14日13:30、エジプト・アラブ共和国シナイ半島西端の街「ターバー」のバスターミナルからイスラエル国境へ。徒歩で約10分。前回に記しましたが、スーダンからエジプトへの再入国時にビザのシールが無かった為に払わなかったエントリー(アライバル)ビザ代25USドルをエジプト出国時に請求されて払いました。出国税はありませんでした。そして予想に反して国境にいるはずの両替屋が一人もいません。多分、イスラエル出入国するエジプト人や旅行者が少ない為と思われます。残ったエジプトポンドは悪いレートですがイスラエル国内でなんとか両替出来ました。  

イスラエル入国ではイミグレの係員からじっくりと質問攻めを受けました。イスラエルの入国記録がパスポートにあると入国が難しい国があるので入国スタンプを押さないてほしいと頼む場合があるそうですが、ここでは何も言わないでも入国スタンプは押されませんでした。代わりに滞在許可証が発給されました。しかし、エジプト・ダーバーからの出国スタンプがあるのでイスラエル入国の有無は調べると分かります。

国境から「エイラット(エーラト)」の街までは市内バスがあります。4.2シェケル(130円)。セントラルバスステーションまで約30分。イスラエル通貨は「シェケル」で1シェケル=約31円。

イスラエル国」の面積は日本の四国位で人口は約940万人です。ユダヤ人とパレスチナ人の複雑な歴史があり、今はイスラム組織(パレスチナ過激派)ハマスとの紛争が泥沼化ています。 
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「エイラット」はイスラエルの最南端に位置し、アカバ湾(紅海)に面しているのでイスラエルで一番のリゾート地です。ヨルダン・アカバとの国境でもあります。

宿は「コリーン・ホステル」ドミトリー60シェケル(1860円)。急にヨーロッパ並に高くなりました。アート作品が多く飾ってあるまあまあのホステルでした。近くに新しくて眺望の良い「アラバ・ホステル」(ドミトリー65シェケル)があります。

「エイラット」寸景。
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f:id:Seita75851833:20240129112059j:image                     対岸はヨルダンです。


f:id:Seita75851833:20240129112341j:image                     波止場にはネコがいっぱい。

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小さなビーチ。


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f:id:Seita75851833:20240129112617j:image                     街のすぐそばに空港があります。

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f:id:Seita75851833:20240129112641j:image                     隣町のヨルダン唯一の港町「アカバ

 

2月16日10:00、エゲッドバス(イスラエル全土をカバーするバス会社)で「エルサレム」へ。70シェケル(2170円)。死海沿岸を通りました。

14:30、エルサレムのエゲッドバス・セントラルステーション着。バスステーションから旧市街にあるホステルまでは新市街のメインストリート「ヤッフォ通り」をぶらぶらと歩いて行きました。(小1時間) 路面電車も走っています。 
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宿は「チェーン・ゲート・ホステル」ドミトリー60シェケル(1860円)まあまあの朝食付き。旧市街の細い路地奥にあり、「神殿の丘」「岩のドーム」のすぐそばにありました。もちろん壁があるので岩のドームは見えません。中は二段ベッドが雑多に並んだ狭っ苦しい部屋で男女混合です。トイレシャワーも少なく、共有スペースや食事をする場所も限られていました。キッチンもないので、他のホステルに替わろうと思いながら、結局6泊(エルサレム滞在中)もしてしまいました。
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二段ベッドの上段より。

 

昔から有名な、三食付きで支払いは個人まかせのドネーション(寄付)方式のホステル「イブラヒム・ピース・ハウス」へ見学に行きました。同宿の若い日本人男性が後日そこに行くつもりなので事前チェックについて行きました。朝10時頃でしたが朝食中で、私達の分も出してくれました。美味しかったです。しかし、みんなで食卓を囲むので言葉が通じないとコミュニケーションが大変そうです。今はドネーション方式はなくなり、100シェケル(3100円)になっていました。場所は旧市街横にある「オリーブ山」の上にあり、急坂を登って行きます。もちろんバスもあります。オリーブ山には史跡が多くあり、旧市街の眺めは素晴らしいです。

エルサレム旧市街」はエルサレム発祥の地で城壁に囲まれ、8つの門があります。ちなみに城壁が現在の形になったのは1537〜41年です。中にはユダヤ教キリスト教イスラム教の聖地があり世界遺産です。一部を除き車も走っていません。
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オリーブ山より。中央の金色の丸屋根がイスラム教の聖地「岩のドーム」です。


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f:id:Seita75851833:20240129113442j:image                         「ヤッフォ門」新市街のメインストリート「ヤッフォ通り」に続いています。


f:id:Seita75851833:20240129113523j:image                    「ダマスカス門」最も賑わっている門で、シリアのダマスカスまで続いていました。


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f:id:Seita75851833:20240129113744j:image                    「聖ステパノ門」別名ライオン門。


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まずはユダヤ教の「嘆きの壁」へ。嘆きの壁を越えた向こう側(東側)にユダヤ教キリスト教の聖地「神殿の丘」が広がっていて、今はイスラム教の聖地「岩のドーム」があります。かって、ここにはユダヤ教の神殿が建っていて、西暦70年にローマのティトス将軍によって破壊されました。その後のユダヤ人は残った西の壁(嘆きの壁)で年に1度祈れるだけになりました。1948年からはヨルダンの管理下になった為ユダヤ人は壁に近づくことも出来ませんでした。そして1967年6月7日の第三次中東戦争後に、ようやく1900年ぶりに自由に祈れるようになりました。
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f:id:Seita75851833:20240129114106j:image                     壁の高さは21mで、右手の一角が女性用です。


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f:id:Seita75851833:20240129114244j:image                         


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f:id:Seita75851833:20240129115039j:image                         壁の前で聖書を詠みます。

f:id:Seita75851833:20240129115058j:image                         石のすき間にはさんであるのは悲願を書いた紙です。

f:id:Seita75851833:20240129115210j:image                         帽子は必携です。ない時はキッパ(ユダヤ教徒がかぶる小さな帽子)を貸してくれます。壁に生えているのはヒソプの草です。


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f:id:Seita75851833:20240129115816j:image                      女性信者。

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f:id:Seita75851833:20240129115944j:image                     女性兵士。
     

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f:id:Seita75851833:20240129120113j:image                         結婚報告。

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f:id:Seita75851833:20240129120254j:image                     嘆きの壁のうしろ側にある建物と。

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ユダヤ教キリスト教の聖地「神殿の丘」とイスラム教の聖地「岩のドーム」へ。イスラム教徒以外の神殿の丘・岩のドームへの入口は「嘆きの壁」のすぐ右手にある「モロッコ門」だけです。「岩のドーム」はメッカ、メディナに次ぐイスラム第3の聖地で、ドーム内に入れるのはイスラム教徒だけです。ちなみにドームの屋根が金メッキになったのは1964年です。
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写真を撮ってそろそろ出ようとした時、イスラム教徒の係員が来て厳しく叱責され、つまみ出されました。本当に首根っこをつかまれて出されました。言葉が分からないので理由が分かりません。もちろん岩のドーム内には入っていません。ひょっとしたら岩のドームがある小高い丘にも異教徒は入ってはいけないのか、写真禁止かも知れません? あるいは神殿の丘全体が写真禁止かも? ちなみに「地球の歩き方」には「📷内部不可」とあります。私はこれを「岩のドーム内のみ不可」と解釈しましたが? デジカメ内の写真は消されませんでした。

 

次回(2/15予定)は「イエス」のエルサレムでの足跡です。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

(96)2017年2月 「スーダン」からエジプト・シナイ半島「ダハブ」へ。

2017年2月、スーダン共和国ハルツームから「ヨルダン」へ飛行機で飛ぼうと思い、旅行代理店を回りました。(私はこの時はまだチケットのネット予約が出来ませんでした) ハルツームダウンタウンには多く(必要以上?)の代理店がありましたが、まず私が言われたのは、往復チケットしか売れない(買えない)と言うことでした? そしてヨルダンのビザが不要の私(ヨルダン人以外)にもビザが必要との事でした? 多分、ハルツームのほとんどの旅行代理店は自国民のメッカ巡礼などのためだけにあり、外国人ツーリストにはきちんとした旅行上の対応が出来ない様子でした。大使館の人もおかしいと言っていましたが、仕方なくヨルダンビザを取得しました。この時、ビザ代のスーダンポンドの持ち合わせがなかったので、両替をして来ると言ったら、ビザ代を無料にしてくれました。その後、旅行代理店でのチケット購入に不安があるのでどうしようかと悩んでいたら、ホテルのフロントでエジプト・カイロ行きバス(ALDAMER)のパンフレットを見つけました。これで決まりました。問題はエジプトビザですが、大使館で聞いたら陸路の国境でも「エントリー(アライバル)ビザ」が取得出来るとの事でした。この時はエジプト大使館の休館日が続き3日待ちました。そしてなんやかんやで写真を撮りにくいハルツームに7泊もしてしまいました。

2017年2月6日早朝4:00、ホテルから少し離れた幹線道路にバスターミナルまでの車が迎えに来ました。

5:00 ハルツームのバスターミナル発。700スーダンポンド(4550円)。
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14:00 入国した時と同じ「ワディ・ハルファ」の国境着。再び荷物検査などで時間がかかりました。スーダン国税?も徴収されました。80+50+10スーダンポンド(975円)。エジプト入国税?もありました。60エジプトポンド(360円)。エジプトのエントリービザ代25USドルは、ここにはパスポートに貼るシールがなかったので、シナイ半島イスラエルへ出国する時に払いました。出国するまではビザ代がタダになったと喜んでいましたが、糠喜びでしたパスポートにアラビア語でこの事が記入されていた様です。

20:30 エジプト国境発。再びフェリーに乗ると思っていたら、そのままアスワンに着いてしまいました。
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2月7日1:00 アスワン着。後、カイロ行きバスに乗り換えて出発。
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f:id:Seita75851833:20240118113657j:image                     バス内で誰かの大型カメラを持って遊ぶ子供。


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13:30 カイロ着。

宿は前回も泊まった「サファリ・ホテル」へ。ドミトリー85エジプトポンド(510円)。ここはトルゴマーン・バスステーションに近くて便利です。
f:id:Seita75851833:20240118114012j:image                        「サファリ・ホテル」の部屋から見える路地。

 

f:id:Seita75851833:20240118114049j:image                         ホテルの左隣はパン屋で焼き立てが食べられます。あんパン(1.5ポンド9円)もあります。

 

2月9日23:00 トルゴマーン・バスステーション発の夜行バスでシナイ半島のリゾート地「ダハブ」へ。130ポンド(780円)。シナイ半島に入る所で荷物検査がありました。

2月10日10:00 「ダハブ」長距離バスターミナル着。ここから安宿があるマシュラバ地区まで歩いて約30分。(2〜3km)
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宿は「ビジュビシ・ガーデン・ビレッジ」シングルルーム60ポンド(360円)。トイレ・シャワー共同。広い庭の周りに平屋の部屋が並んでいて、のんびりとできました。
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シナイ半島はアジア大陸の西端に位置し、アフリカ大陸との接点です。大半が砂漠地帯で南部の紅海沿岸はリゾート地として人気があり、北部にはパレスチナ自治区「ガザ」があります。中東戦争により一時期イスラエルに占領されていて、「ダハブ」はその時にイスラエルによって造られたリゾート地です。ちなみにイスラエルシナイ半島返還は1982年です。
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f:id:Seita75851833:20240118115412j:image          

マシュラバの目の前の海岸で手軽にスノーケリングやダイビングが楽しめます。対岸はサウジアラビアです。


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f:id:Seita75851833:20240118115550j:image                     メイン・ストリート。


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f:id:Seita75851833:20240118115825j:image                     郊外の山と新興住宅。


f:id:Seita75851833:20240118115857j:image                     


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f:id:Seita75851833:20240118120057j:image                   「King Chicken Restaurant」の「グリルチキン・セット」35ポンド(210円)。ピラフ、サラダ、一品、スープ、アラブパン、タヒーナ(パンにつけるゴマペースト)2種。

 

世界遺産シナイ山」(別名ガバル・ムーサ〈モーセ山〉2285m)へ。ツアーで行くのが便利で、ホテルで申し込めます。150ポンドを140ポンド(840円)にまけてくれました。「シナイ山」は旧約聖書モーセが神から十戒を授かった聖地で、5〜6世紀から巡礼が始まったと言われています。

23:00 ワゴン車で出発。

1:00 登山口の聖カトリーナの街着。
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簡単なセキュリティチェックを受けてから、なだらかなラクダ道をガイドと登ります。頂上手前は約800段の階段状のきつい山道になります。懐中電灯は必携です。

5:00頃、頂上の「三位一体聖堂」に到着。
f:id:Seita75851833:20240119093731j:image                     
東の空が明るくなって来ました。


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f:id:Seita75851833:20240119094233j:image                     西の空には満月が。


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6:20頃、御来光。風が強く(この日はまだましでしたが)、寒かったです。
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f:id:Seita75851833:20240119103709j:image                     
頂上の「三位一体聖堂」1930年建立でのほどの。


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f:id:Seita75851833:20240119103901j:image                     頂上の売店


f:id:Seita75851833:20240119103927j:image                     左の山はシナイ半島最高峰「カトリーナ山」(2642m)。頂上に小さな礼拝堂があります。

 

7:00頃、下山開始。帰りは3750段ある階段コースを下りました。景色は良かったはず(登った時の景色は知らないので)ですが、きつかったです。
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f:id:Seita75851833:20240119104454j:image                    「聖エリアの礼拝堂?」


f:id:Seita75851833:20240119104524j:image                         麓にある「聖カトリーナ修道院」が見えて来ました。


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街にある「聖カトリーナ修道院」(330年)を見学してから帰路につきました。
f:id:Seita75851833:20240119104626j:image                        
「鐘楼」


f:id:Seita75851833:20240119104655j:image                     一番古い「燃える柴礼拝堂」モーセが聖なる山に入ろうとした時、燃えているのに燃え尽きなかったと言われています。


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12:30 ダハブ帰着。

 

2017年2月14日、4泊したダハブから「イスラエル」エイラットへ向かいます。

11:00 ダハブ長距離バスターミナルからエジプト国境の街「ターバー」へ。45ポンド(270円)。
f:id:Seita75851833:20240119105057j:image                     
アカバ湾沿岸のリゾート村。


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f:id:Seita75851833:20240119105235j:image                     ダーバーの街。


f:id:Seita75851833:20240119105301j:image                     ダーバー沖の「フィルオーン島」ローマ時代からの要塞があります。対岸はヨルダン、サウジアラビアです。


f:id:Seita75851833:20240119105328j:image                     警備の戦車。

 

13:00 「ターバー」着。後、「イスラエル」へ入国。

 

次回(2/5予定)は「イスラエル」です。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

(95)2017年1〜2月 「スーダン共和国」の旅。

2017年1月、スーダン共和国北部の小都市「カリマ」の続きです。

「カリマ」の街はずれに世界遺産ジェベル(ゲベル)・バルカルとナパタ地域の遺跡群」があります。紀元前660年頃のクシュ王国(古代ヌビアの都市国家)前期の都で、アモン神が生まれた聖なる山「ジェベル・バルカル」(98m)と「大アモン(アムン)神殿の遺跡」からなり、少し離れたところに王妃や王族の小さな「スーダン・ピラミッド群」があります。無料で見学出来ましたが、小さな博物館だけはチケットが必要でした。どこで買うのでしょう?
f:id:Seita75851833:20240108105023j:image                     「聖なる山」山の左下に遺跡があります。


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聖なる山の向こう側、少し離れた砂漠に「スーダン・ ピラミッド群」があります。
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f:id:Seita75851833:20240108110713j:image                     遺跡はバックにある「聖なる山」の向こう側になります。


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近くに保存状態の悪いピラミッド群もありました。
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夕景。
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カリマからナイル川を渡った隣町の地名は「メロエ」です。私はここをスーダンのもう一つの世界遺産「メロエ島の古代遺跡群」と間違えて行ってしまいました。乗り合いタクシーで約10分、5スーダンポンド(35円)。もちろん何もありませんでした。スーダンの情報はまだ少なく、間違っている場合も多くあります。
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f:id:Seita75851833:20240108114519j:image                     涼しい時期ですが飲み水が用意してあります。(右側)


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メロエで色々と聞いていたら、隣村(Nuri)にピラミッドがあるとの情報があったので行ってみる事にしました。ミニバス(ワゴン)で約15分、5ポンド(35円)。村はずれに保存状態の悪いピラミッド群がありました。グーグルマップでは「Nuri(Nori)ピラミッド」と出ます。近づくと二人の男がやって来て、入場料+カメラで70ポンド(450円)を請求されました。すぐに50ポンドに下がりましたが、うさんくさそうだったので引き返して、遠くから眺めるだけにしました。
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f:id:Seita75851833:20240108115044j:image                     右手にうさんくさい男二人が小さく写っています。


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大学生の団体がバスでやって来ました。
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「Nuri村」
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f:id:Seita75851833:20240108145044j:image                     空気を入れたビニール袋をタコ揚げの様にして遊んでいました。


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2017年1月30日8:00、カリマより「首都ハルツームへ向かいます。120ポンド(780円)、大型バスでした。
14:00、ハルツームのオムドゥルマン(旧市街)にあるバスターミナル着。ここから「ユースホステル」のある新市街へタクシーで向かいます。90ポンド(585円)、言い値から10ポンドしか値切れませんでしたが、スーダンでは旅行者に対してもボルことはあまりないと思われます。ハルツームの安宿は「ユースホステル」が有名で、ドミトリーは50ポンド(325円)です。しかし、今夜はスポーツ選手の団体で満室でした。庭でのテント泊も可能ですが、寝袋だけではダメでした。

とりあえず、まずは「レジストレーション(登録)」です。登録場所は空港にありここから近いですが、お役所仕事で時間がかかりました。そして登録料535ポンド(3480円)を請求されました。情報では300ポンド(1950円)のはずですが、申告期限(3日以内)オーバーの罰金が含まれているかも知れません。

次は宿探しで、安宿のある「ダウンタウン」に行きました。すぐに「青空ベッドのロカンダ(安宿)」が見つかりました。30ポンド(200円)。スーダンの「青空ベッドホテル」も話には聞いていました。
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翌日(1月31日)、ホテルチェンジ。やはり同じドミトリーでも青空ベッドは落ち着きません。そして新市街にあるユースホステルには行かないで、安食堂が多くある「ダウンタウン」で探しました。

「Gandoul Hotel」3人部屋を1人で100ポンド(650円)。部屋は明るくて小綺麗でしたが、トイレは汚かったです。
f:id:Seita75851833:20240108150250j:image                        
シャワー室は少しマシなのが別にありました。


f:id:Seita75851833:20240108150555j:image                     オーナー。
 

「首都ハルツーム」は人口約265万人(市街地)で、アフリカでは5番目の大都市です。ウガンダビクトリア湖からの「白ナイル」とエチオピア・タナ湖からの「青ナイル」の合流地点として有名です。2017年当時はまだ独裁政権時代で市内での写真撮影が制限されていて、注意をしていたので写真は少ないです。2023年4月に起こった内戦ではハルツームが主戦場になりました。
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f:id:Seita75851833:20240108161402j:image                         ゴミがいっぱいです。


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f:id:Seita75851833:20240108161646j:image                     側溝にフタがないところが多いので夜は注意です。


f:id:Seita75851833:20240108162600j:image                         不似合いなビル?


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f:id:Seita75851833:20240112092531j:image                    「グリルチキン・セット」20ポンド(130円)。ピラフ、生野菜、国民食フール(そら豆の煮込み)、アラブパン付き。

 

青ナイル。
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f:id:Seita75851833:20240109093021j:image                     観光船乗り場(Tuti橋)。青ナイルと白ナイルが混じり合う所へ行きます。ちなみに白ナイルの流れが強くて青ナイルに入り込んでいるので、ダウンタウンの近くでも見られるそうです。
 

白ナイル。
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f:id:Seita75851833:20240109095454j:image                     川沿いには畑があります


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f:id:Seita75851833:20240112092316j:image                     


f:id:Seita75851833:20240114102436j:image                     ナイル川で洗濯。



次回(1/31予定)はスーダンからエジプトに戻り、シナイ半島の「ダハブ」へ向かいます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(94)2017年1月 エジプト・アラブ共和国「アスワン」から「スーダン共和国」へ。

2017年1月、エジプト・アラブ共和国「アスワン」の続きです。

アスワンの街からナイル川をはさんで対岸にある「ヌビア村」(ヌビア人の集落)へ。前回の「岩窟墳墓群」遺跡の北側に村が広がっていて、家の壁には独特の絵が描かれています。
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f:id:Seita75851833:20231230092748j:image                     遺跡近くの小さなモスク。

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f:id:Seita75851833:20231230092926j:image                     厳しい気候なので水飲み場が用意されています。


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アスワン寸景
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f:id:Seita75851833:20231230093654j:image                     ナイル川での漁。


f:id:Seita75851833:20231230093833j:image                        「モスク」新しいです。


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f:id:Seita75851833:20231230094810j:image                         トランポリンで遊ぶ。

 

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f:id:Seita75851833:20231230095201j:image                         遺跡のネコ。

 

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f:id:Seita75851833:20231230095511j:image                     ホテル裏手にある小さな食堂の「グリルチキン定食」20ポンド(120円)。ピラフ、一品、ピクルス、エジプトパンが付いています。毎日利用しました。


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f:id:Seita75851833:20231230100342j:image                     他店の「ターメイヤ(そら豆のコロッケ)セット」10ポンド(60円)。サラダ、ポテトフライ、タヒーナ(ゴマペースト・パンにつけて食べます)、エジプトパン付き。 

 

2017年1月25日、アスワンから「スーダン共和国」へ向かいます。入国にはビザが必要で、カイロのスーダン大使館で申請すると日本大使館のレターが必要で、2ヶ月の観光ビザが100USドル、翌日発行です。アスワンの領事館ではレターは不要で50USドルです。が、5日位かかります。私はアスワンで申請しました。写真2枚とパスポートのコピーが必要で、3つのセクションを回されましたが簡単でした。領事館へはナイル川沿いのメインロード(コルニーシュ通り)からサハリ行きのマイクロバスに乗り途中下車します。2ポンド(12円)。

スーダン共和国」はアフリカで3番目の広さがあり日本の約5倍です。南スーダンの独立前は1番の広さでした。人口は約4565万人です。国土の大部分は乾燥した平原で、ほぼ中央をナイル川が流れています。北部のナイル川沿い(ヌビア地方)は約3000年の歴史があり、最盛期にはエジプト王国のファラオも輩出しました。2019年4月の軍事クーデターで30年続いた独裁政権が終わりましたがその後も混乱が続き、最近(2023年4月)も軍部内の利権争いで内戦が起こりました。国民性としてスーダンのホスピタリティの高さは昔から有名です。通貨はスーダンポンドで1ポンド=6〜7円。
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1月25日5:00、アスワンのマオガフ・バスターミナルからスーダン共和国の国境の街「ワディ・ハルファ」へ向かいます。180ポンド(1080円)。大型バス数台が出発しました。

9:00、アブ・シンベルの街近くから、ナセル湖を渡るフェリーにバスごと乗り込みます。
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f:id:Seita75851833:20231230115156j:image                     陸地に見える小高い山はアブ・シンベル神殿と思われます。


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f:id:Seita75851833:20231230115554j:image                     対岸に到着。

 

10:30、対岸に到着。後、約30分走って国境へ。ここでは現地の人の荷物検査で時間がかかりました(約半日)。エジプト出国時には空港並の身体チェックがあり、国税のようなものを払わされました。そしてスーダン入国時には「3日以内にレジストレーション(登録)をせよ」とビザ欄にスタンプを押されました。   

先を急ぐ人は国境から乗り合いタクシーを使います。30スーダンポンド(200円)。国境には両替屋がいてレートは悪くありません。

国境の街「ワディ・ハルファ」までは約30分。着いたのは日が暮れかかった夕方6時頃でした。すぐに明朝のカリマ(クレイマ)行きバスを予約して、そこで安宿(スーダンで「ロカンダ」)を教えてもらい投宿しました。

「ホテル・クレオパトラ」ドミトリー30スーダンポンド(200円)。大げさな名前ですが、2階のドミトリーはだだっ広い部屋に汚いベッドがポツ、ポツと置いてあるだけでした。蚊も多かったです。スーダンマラリアは大丈夫かな?

1月26日、6:00発のバスに乗るために5:30頃ホテルを出てバスターミナルに向かっていたら、バスの車掌がトゥクトゥク(タイの3輪タクシー)で迎えに来ました? 出発時間が過ぎているとの事です? よく聞いたらエジプトとは緯度は同じでも1時間の時差ありました。

「ワディ・ハルファ」→5時間「ドンゴラ」ミニバス乗り換え→3時間「カリマ」(クレイマ) 着。160スーダンポンド(1040円)。
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f:id:Seita75851833:20231231111924j:image                    「ドンゴラ」の街。ロバが活躍しています。


f:id:Seita75851833:20231231112058j:image                     「トゥクトゥク」も走っています。


f:id:Seita75851833:20231231112235j:image                         カリマ行きのミニバス(ワゴン)で乗り合わせたドンゴラの女子大生。休暇で故郷へ帰るところです。イスラム教徒の若い女性もすごくフレンドリーで、さすがホスピタリティの高いスーダン人です。名前を漢字に直してあげたりして楽しく過ごしました。


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カリマ(クレイマ)の宿は「ロンリー・プラネット」(外国の旅行ガイドブック)に載っていた「Al Nassr Hotel」ドミトリー30ポンド(200円)。まあまあきれいで居心地の良いホテルでした。ちなみにシングルルームは80ポンド〜(520円〜)。そしてここでは、外国人旅行者はまずポリスへ行って許可をもらいます。国境で言われた「レジストレーション」はここでは出来ませんでした。3日以内の期限がオーバーになりますが首都ハルツームでやるしかありません。ちなみに国境の街ワディ・ハルファでは可能でした。

「カリマ(クレイマ)」はこじんまりとして落ち着いた街です。近くに世界遺産の遺跡があります。

f:id:Seita75851833:20231231152206j:image                     中心部のマーケット。


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f:id:Seita75851833:20231231152400j:image                     カフェ。


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f:id:Seita75851833:20231231152638j:image                       中心部広場の食堂。

                    
f:id:Seita75851833:20231231152846j:image                     夜の広場。


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f:id:Seita75851833:20240102093056j:image                     スーダン国民食「フール」そら豆を使った煮込み料理で、味がうすいので塩などで味を整えて食べます。添えは生タマネギとアラブパン(アエーシ)。スーダンのアラブパンは柔らかくて美味しいです。

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f:id:Seita75851833:20240102093215j:image                    

朝食の「ターメイヤ(そら豆のコロッケ)サンド」と「ハイビスカス・ジュース(ガルカディ)」ハイビスカスはスーダンの国花です。

 

次回(1/15予定)はスーダン共和国・カリマの世界遺産(ピラミッド)と首都ハルツームです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

(93)2017年1月 エジプト・アラブ共和国 「アスワン」「アブ・シンベル神殿」

2017年1月、エジプト・アラブ共和国「アスワン」の続きです。

「アスワン」はエジプト南端の街で、そんなに大きくはありません。気候は砂漠性で厳しいです。この辺りからスーダンにかけてをヌビア地方と呼び、アラブ人(エジプト人)でもなく、アフリカ人(黒人)でもないヌビア人(ヌーバ族)を多く見かけます。私がここに来た目的は「アブ・シンベル神殿」とスーダンビザ取得及びスーダン行きです。
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アスワンの商店街「スーク通り」
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「岩窟墳墓群」は古代エジプトとローマ支配時代の貴族の墓です。ナイル川西岸(街の対岸)の丘の中腹にあり、渡し舟で行きます。舟代1.5ポンド(9円)は当然のようにぼるので注意です。入場料40ポンド(240円)はギザのピラミッド(80ポンド)と比べると高く感じます。
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丘の上の建物は廃墟(モスク?)です。


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f:id:Seita75851833:20231220170600j:image                     ナイル川上流、アスワンダム・アスワンハイダム方面。

 

街はずれにある古代の石切り場に長さ42m、重さ約1168トンの「切りかけのオベリスク」があります。完成していればエジプト最大になっていたそうです。入場料40ポンド(240円)、ここは特に高く感じました。

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f:id:Seita75851833:20231220171619j:image                     石に切り込みをつけてそこに「木のくさび」を打ち込みます。くさびを水で濡らすと膨張して石がきれいに割れます。

 

アブ・シンベル神殿」は今から約3300年前、古代エジプト新王国時代第19王朝のラムセス2世によって建造された大岩窟神殿で、1813年にスイスの探検家ブルクハルトによって発見されました。その後アスワンハイダム(1970年完成)による水没の危機を、ユネスコの国際キャンペーンにより、60m上方に移されて救われました(1968年)。この出来事によってアブ・シンベル神殿はより知られるようになりました。

神殿はアスワンの南約280km、スーダン国境近くのナセル湖のほとりにあります。ホテルからのツアーが便利ですが、ツアーと言っても片道3.5時間をミニバス(ワゴン車)による往復だけです。130ポンド(780円)、ホテルによって料金は違います。

早朝3:30集合(ホテル内)、4:00出発。
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7:30「アブ・シンベル神殿」到着。入場料115ポンド(690円)。
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「ナセル湖」アスワンハイダム建設によって出来た巨大な人造湖


f:id:Seita75851833:20231221101343j:image                     犬のお出迎え。


f:id:Seita75851833:20231221101648j:image                     岩窟神殿の前面に高さ20mのラムセス2世の巨像が4体並んでいます。


f:id:Seita75851833:20231221101722j:image                     


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f:id:Seita75851833:20231221172948j:image                    ラムセス像の頭上(枠の外)に日の出を喜ぶ「22体のヒヒ像」が並んでいます。
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ラムセス2世像の右側2体。
f:id:Seita75851833:20231221103041j:image                         


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左側の2体。
f:id:Seita75851833:20231221103707j:image                         右側は崩れて、下に転がっています。


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ラムセス2世像のひざ下には小さな「王妃ネフェルタリの像」があります。
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岩窟神殿入口の上部には「ホルス神像(天空の神)」が刻まれています。
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岩窟神殿内部は入ってすぐに大列柱室があり、オシリス神(冥界・再生復活の神)の姿をした高さ10mのラムセス2世の立像8体があります。そして両側の壁には、ラムセス2世の戦いなどのレリーフがありますが写真撮影は禁止です。
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内部の一番奥に小さな神座像4体が祀られている「至聖所」があり、2月22日と10月22日前後には入口からの朝日によって神像が照らされます。この日には入場料が2倍近くになります。

 

入口手前にもレリーフが描かれています。
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シリア人の戦争捕虜、首を縄でつながれています。


f:id:Seita75851833:20231221115326j:image                        こちらはヌビア人の捕虜、シリア人とは顔・体つきが違います。


f:id:Seita75851833:20231221115643j:image                         上下エジプト統一のレリーフ


f:id:Seita75851833:20231221115915j:image                     ラムセス2世像足元のヒエログリフ


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f:id:Seita75851833:20231221120211j:image                         落書き?

 

大神殿の右手にある「アブ・シンベル小神殿」は王妃ネフェルタリのために造られました。正面に王妃ネフェルタリの立像2体とラムセス2世の立像4体が並んでいます。
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f:id:Seita75851833:20231221160153j:image              

右端のラムセス2世像。


f:id:Seita75851833:20231221160352j:image                         右から2番目の王妃ネフェルタリ。


f:id:Seita75851833:20231221160647j:image                          3番目ラムセス2世。

                         
f:id:Seita75851833:20231221161051j:image                         中央に入口があり、内部には同じように列柱室・至聖所があります。


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f:id:Seita75851833:20231221164328j:image                         足元の小像は彼等の子供達です。


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9:30「アブシンベル神殿」から帰路へ。約2時間の見学は私には短かったです。

 

次回(1/5予定)はアスワンからスーダンへ向かいます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

(92)2017年1月 エジプト・アラブ共和国 「ギザのピラミッド」と「アスワン」

2017年1月 エジプト・アラブ共和国「首都カイロ」の続きです。

暇だったので「ギザのピラミッド」を見に行く事にしました。最初の時(1977年)にピラミッドの内部にも入ったので、今日は敷地の外から眺めるだけです。午後になって、ゆるりとダフリール西のバスターミナルからギザ行の市バスに乗りました。そしたらバス内で今回の旅の初め頃(2016年10月)、バルト三国リトアニアの首都ビリニュスのホステルで会った世界一周バックパッカー旅の若い夫婦と、約3ヶ月ぶりに再会しました。とっくに東アフリカあたりに到着していると思っていました。これも長旅ならではの楽しい出会いです。ギザに着いてからも一緒に行動し、彼等がバスの中で知り合ったギザ在住の教師の家に招かれて、お茶とお菓子をごちそうになりました。普通だったら行く事のないギザの街なかや、住宅から見るピラミッドは貴重な体験でした。
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f:id:Seita75851833:20231207093700j:image                      ゴミをあさるヤギと塀の中のピラミッド。


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f:id:Seita75851833:20231207094010j:image                       招待された家で。


f:id:Seita75851833:20231207094237j:image                     ベランダから見る「ギザの3大ピラミッド」右(手前)から1番大きい「クフ王のピラミッド」(146m)、真ん中が「カフラー王のピラミッド」(143m)、奥が「メンカウラー王のピラミッド」(65.5m)とその王妃のピラミッド3基。


f:id:Seita75851833:20231207095002j:image                         右端の1番大きい「クフ王のピラミッド」


f:id:Seita75851833:20231207095548j:image                          1番奥の「メンカウラー王のピラミッド」と「王妃のピラミッド」

 

1人だったら外から見るだけだったピラミッドも、有料エリアにも入りました。入場料80ポンド(480円)は安いです。丁度夕方だったので夕陽で綺麗でした。40年前は塀や仕切りがなく、ピラミッドやスフィンクスのそばまで無料で自由に行けたのを懐かしく思い出します。

スフィンクス側の出入り口付近より。
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位置関係からこの写真には、1番右端の「クフ王のピラミッド」は写っていません。


f:id:Seita75851833:20231207101429j:image                      スフィンクスと中央の「カフラー王のピラミッド」


f:id:Seita75851833:20231207102556j:image                         頭の上で鳥が遊んでいます。


f:id:Seita75851833:20231207102809j:image                        スフィンクスと右端の「クフ王のピラミッド」

 

スフィンクス」は全長57m、高さ20m、幅19mの人面獣身で、巨大な一枚の石灰岩から彫り下げられています。

f:id:Seita75851833:20231207103140j:image                     「クフ王のピラミッド」と。

                     

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クフ王のピラミッド」は右端(手前)の1番大きいピラミッドです。紀元前2550年頃の建造で1辺の長さは230m、高さは146mでしたが頂上部がなくなったので現在は137mです。頂上にある鉄の棒が本来の高さです。
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f:id:Seita75851833:20231207114127j:image                     クフ王のピラミッドの横にある「王妃のピラミッド」

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カフラー王のピラミッド」は中央に位置し、紀元前2520年頃の建造。1辺の長さは215m、高さは143mで、ピラミッドの表面を覆っていた化粧岩が頂上と下部の一部に残っています。またスフィンクスはこのピラミッドに付属しています。
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スフィンクス」と。


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メンカウラー王のピラミッド」3大ピラミッドの1番奥にあり、紀元前2490年頃の建造。1辺の長さは103m、高さは65.5mで、そばに「王妃のピラミッド」が3基あります。
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その他寸景。
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f:id:Seita75851833:20231207143245j:image                     ギザの街が下方に見えます。

 

エジプトの国民食「コシャリ」米・マカロニ・スパゲティ・レンズ豆・ひよこ豆・揚げタマネギ(これが味の決め手になります)を混ぜ合わせたものにトマトソースをかけて食べます。好みで酢とピリ辛ソースをかけて。「地球の歩き方」に載っている店「サイエド・ハナフィー」は「サファリ・ホテル」の近くにあるのでよく行きました。安くて美味しかったです。大盛り10ポンド(60円)。しかし、1ヶ月後にスーダンから戻って来たら12ポンドになっていました。
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f:id:Seita75851833:20231207144452j:image                     他店のコシャリ。右はピクルス盛り合わせ(トルシー)3.5ポンド(21円)。

 

「鳩料理・フラハト」サファリ・ホテルの宿泊客と行きました。「地球の歩き方」にも載っています。特別美味しいものでははありませんでした。が、安いです。
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グリルセット44ポンド(264円)とライス詰めセット48ポンド(288円)。右下のエジプトパン(アエーシ)を左上のゴマペースト(タヒーナ)で食べると美味しいです。ゴマペーストは別料金でした。


f:id:Seita75851833:20231207145259j:image                     グリル(マシュウィー)。


f:id:Seita75851833:20231207145317j:image                     ライス詰め(マフシー)。


f:id:Seita75851833:20231207150931j:image                      アスワンの街で見かけた鳩。これが料理鳩?

 

ファストフード店「カザーズ」持ち帰りの多い人気店で、店内て食べるとサービス料12%を取られます。ここも「地球の歩き方」に載っています。
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1番のおすすめ「チキンセット(クオーター)」22ポンド(132円)。グリルチキンとピラフ、日替わりの具沢山スープ、サラダ(ピクルス)、エジプトパン(アエーシ)。


f:id:Seita75851833:20231207152833j:image                     野菜のライス詰め料理(マフシー)のセット。

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f:id:Seita75851833:20231207153316j:image                     他店のセット。これも安くてボリュームがありました。20ポンド(120円)位。

 

その他。
f:id:Seita75851833:20231208104417j:image                     回転焼肉(シュワルマ、ドネルケバブ)。サンドにしてくれます。

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f:id:Seita75851833:20231207154151j:image                     街でよく見かけるジュース屋の「人参ジュース」とサンド。

 

2017年1月17日、用事もないのになぜか12泊もしてしまったカイロからアスワンに向かいます。まずは現地人料金での列車チケットゲットに挑戦です。カイロの本駅「ラムセス駅」の切符売り場へ行き「アスワン行き夜行急行列車のファースト・クラスを一枚」と言ったら、即座に「ツーリスト用チケット売り場へ行け」と言われました。ツーリスト用夜行寝台列車は朝・ 夕食付きで70USドル(7420円)です。仕方なく「サファリ・ホテル」にチケットの代理購入を頼みました。正規料金134ポンド(804円)のところ、260ポンド(1530円)取られました。ちなみに夜行バスは160ポンド(960円)です。       
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ラムセス駅近くのモスク。

 

1月17日22:00 カイロ「ラムセス駅」発。
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ラムセス駅。


f:id:Seita75851833:20231208101807j:image                     駅の構内。2階はフードコートになっています。


f:id:Seita75851833:20231208102257j:image                     ファーストクラス車内。座席は2✕1です。


f:id:Seita75851833:20231208102643j:image                     途中の村。


f:id:Seita75851833:20231208131301j:image                     小さいモスク。

f:id:Seita75851833:20231208102809j:image                     アスワン近くのナイル川

 

1月18日12:00 アスワン着。駅は街なかの便利なところにあります。ちなみにバスターミナルは駅の北約3.5kmの郊外にあります。
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宿は良いと聞いていた「ヤスィーン・ホテル」へ行ったら、10日前に1部屋80ポンド(480円朝食付き)だったのが、100ポンドに値上がりしていました。おまけにフロントの対応が悪かったので、隣りにある「ヌル・ハン・ホテル」へ。こちらは朝食はありませんが、1部屋(Wベッド)70ポンド(420円)でした。部屋は良かったのですが、シャワーが壊れかかっていて(別の階のを使用)、WiFiはフロント付近だけでした。

アスワン駅前をまっすぐ300m程行くと「ナイル川」があります。観光用ヨット(フルーカ)が行き交っていますが、水量はあまり多くないように思われます。 
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次回(12/25予定)は「アスワン」と「アブ・シンベル神殿」です。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(91)2017年1月 「エジプト・ アラブ共和国」の旅。

2017年1月5日 レバノン共和国の首都ベイルートからエジプト・アラブ共和国の首都カイロへ飛びます。チケットのネット予約はまだ出来ないのですが、ベイルート着いて3日目(16年12月30日)に、最初に見つけた旅行代理店で速攻で安く買う事が出来ました。カイロへの航空便は多くあるようです。
1月5日 8:30ベイルート発、10:00カイロ着。ミドルイースト(中東)航空(レバノン)、160USドル(当時のレートで17000円)。
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f:id:Seita75851833:20231125161423j:image                     カイロ上空。


f:id:Seita75851833:20231125161541j:image                         ナイル川


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カイロ到着後、イミグレ手前の銀行で30日の観光ビザを25USドルで買い、そのシールをパスポートに貼ります。そしてイミグレでチェックを受けて入国します。エジプト通貨は「エジプト・ ポンド」で当時のレートは1ポンド=約6円。

空港のバスターミナルは広い敷地内の真ん中付近にあり、無料のモノレールかシャトルバスで行きます。そして市内バスで約15km離れたカイロの中心「ダフリール広場」に向かいます。2エジプト・ポンド(12円)。バスの種類によって料金は多少違うようです。国際線ターミナルの出口で声をかけられたタクシー(白タク?)は10USドル(1060円)でした。
f:id:Seita75851833:20231125161753j:image                         
バス内の女の子。


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ダフリール広場からは、昔から有名な日本人宿があるオラービ広場近くの「スーク・タウフィケーヤ(通り)」へ歩いて向かいます(約1.2km)。通りに入ってすぐ左手の古いビル内にあります。予約はしていません。まずは1階にある1番安い「スルタン・ホテル」へ。ドミトリー35ポンド(210円)。ここは駄目でした。オーナーは親切でしたがベッドがガタガタで汚く、シャワーはぬるかったです。フロントには過去の名残りのように日本の古い本が置いてありましたが、今の宿泊者のほとんどが現地人のようです。1泊して最上階(5階?)にある「サファリ・ホテル」へ。エレベーターはありません。ドミトリー85ポンド(510円)、朝食付き。ここは昔から人気があり、私は20年ぶりです。しかし、オーナーが代わったためか雰囲気が変わり、部屋も小汚くなりました。それでも朝食付きになり、シャワーは熱く、日本の古い本・マンガ・雑誌が壁いっぱいに昔のまま置いてあります。以前は近くの酒屋で買ったビールなどが飲めましたが、ホテル内は禁酒になりました。今は1階下(4階?)に新しくできた「ベニス細川家」ドミトリー115ポンド(690円)に日本人が多く集まっているようです。またホテルアプリで新しい快適なホテルを見つける人も多いようです。私はこのあと「サファリ・ホテル」で出会った長期滞在の日本人に教えてもらった現地人向けの安宿「ホテル・モンテカルロ」3人部屋を1人で45ポンド(270円、ドミトリー?)にしばらく滞在しました。WiFi有り、シャワーは言わないと電源を入れてもらえません。看板はアラビア語でした。
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「サファリ・ホテル」前の通り(スーク・タウフィケーヤ)。


f:id:Seita75851833:20231125162430j:image                     「ヘチマのたわし」をいまだに売っています(右手前)。ヘチマ屋のオヤジはUSドルやユーロの両替屋もやっています。時々レートの悪い時があるので注意です。


f:id:Seita75851833:20231126100818j:image                     金曜日(イスラムの休日)朝のオラービ広場付近。


f:id:Seita75851833:20231126101453j:image                     「サファリ・ホテル」近くの老舗カフェ。


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f:id:Seita75851833:20231126101616j:image                     水タバコを楽しむ客。


f:id:Seita75851833:20231126102243j:image                        「ホテル・モンテカルロ」で私の泊まった部屋。


f:id:Seita75851833:20231126102608j:image                     ペット猫。


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f:id:Seita75851833:20231126103140j:image                         ホテルのアイドル。


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エジプト・アラブ共和国」は1977・1997年に次いで3回目で、丁度20年ごとの訪問になります。面積は日本の約2.7倍で、人口は1億人を超えました。現在イスラエルと紛争中のパレスチナガザ地区とは国境を接しています。エジプトは歴史があって見どころが多く、相変わらず物価が安いのでバックパッカーにとっては魅力ある国です。

 

「首都カイロ」はナイル川を中心に広がっている大都市です。近郊を含めた大カイロの人口は2000万人になろうとしています。
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写真の中央は中州のひとつ「ゲズィーラ島」で、中央部に「カイロタワー」があります。


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f:id:Seita75851833:20231126104004j:image                         「カイロタワー187m」   


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エジプトは古代文明のあと、ローマ帝国ビザンツ帝国の時代を経て641年からイスラーム時代になりました。カイロの「イスラーム地区」は1300年以上の歴史があり、600以上のイスラム建築が世界遺産に登録されています。今回私が歩いたのはその一部で、「ハーン・ハリーリ」(古いバザール)から「フトゥーフ門」までのかっての目抜き通りです。
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「フトゥーフ門」


f:id:Seita75851833:20231126105422j:image                         カイロにはモスクが多くあり「1000のミナレットの町」とも呼ばれています。


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f:id:Seita75851833:20231126110242j:image                     水タバコの器具(水パイプ・シーシャ)屋。


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「ガーマ(寺院)・ハリーファ・イル・ ハーキム」はファーティマ朝(969〜1171)の第6代カリフ・ハーキムが1013年に建立したイスラム寺院。その後、ナポレオンが要塞として使ったりしてさびれ、現在の建物は20世紀に再建されたものです。ちなみにハーキムはエルサレム聖墳墓教会を破壊したことで知られています。
f:id:Seita75851833:20231126113750j:image                         入口。


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f:id:Seita75851833:20231126113916j:image                     中庭、回廊とミナレット


f:id:Seita75851833:20231126114136j:image                         礼拝前の沐浴場(ウドゥー)。


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f:id:Seita75851833:20231126114724j:image                         礼拝室前のシャンデリア。

 

イスラーム地区に近い、下町の「バザール」。
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カイロ寸景。
f:id:Seita75851833:20231126150644j:image                         
騎馬警官。

 

f:id:Seita75851833:20231126150531j:image                         いまだに水売りがいました。しかも今は冬です。


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f:id:Seita75851833:20231126151626j:image                     ゴミの中で寝る親犬と子犬

 

エジプト考古学博物館」には最初(1977年)に行っただけで今回も行きませんでした。前庭にはいくつかの展示品が置いてあり、塀の隙間から見られます。
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次回(12/15予定)は「ギザのピラミッド」と「アスワン」です。

ありがとうございました。