インドは1977年、1995年に次いで三回目になります。
今回の予定は、今までに行っていない西インドと中央部の世界遺産
エローラ、アジャンタ、サンチー、カジュラホ、そして1977年以来43年ぶり二回目のバラナシ(ベナレス、ワラーナシー)です。
2019年12月27日 21:35 バングラデシュ・ダッカ発
22:00 インド・コルカタ(カルカッタ)着 エアーインディア
時差30分
コルカタ空港イミグレーションで2ヶ月のアライバルビザを取得。
2059ルピー(約3300円) 今回のレートは1ルピー=1.6円です。
インドビザはe-VISAが便利ですが、今回の予定が短かったので手軽なアライバルビザにしました。手続きが多少あったので係員は面倒くさそうでした。
今夜は到着ロビーの椅子で一夜を過ごしました。
肌寒いうえに蚊?が多かったです。
空港は大きくてきれいになりました。
12月28日 9:25 コルカタ発 エアーインディア
濃霧のコルカタ空港。
12:20 ムンバイ(ボンベイ)着 時差無し
エアーインディアは国内線でも国際線発着なので注意です。
空港から市内へは列車を使いました。最寄り駅まで徒歩15分。
乗り換え1回 計30ルピー(48円)😁
宿は「The Beds」ドミトリー275ルピー(440円) 広いひと部屋のみのホステルで二段ベッドが20個並んでいます。その他は小さなフロントとトイレ・シャワー・洗面台があるだけです。男性のみ 飲料水有り
ムンバイ・フォート地区の中心チャーチゲート駅(郊外列車)から700〜800m位。近くに安食堂が多くありロケーションは良いです。
ムンバイのホテル代は高いです。またインドの安宿は男女別やインド人のみがあるので要注意です。
気候はバングラデシュ、コルカタとくらべると暖かく暑い位でした。
ムンバイのシンボル「インド門」 宿から徒歩可。
有名なタージマハルホテル 1903年に完成 右は新館です。
ムンバイ人の憩いの場「マリーン・ドライブ」 宿から徒歩可。
以前のインドでは考えられなかった恋人たち。
世界遺産「旧ヴィクトリア・ターミナス駅」 イギリス統治時代の建物で1887年に完成。現役の鉄道駅です。 宿のすぐ近くでした。
内部です。
夜はライトアップされます。
駅の斜め前に建っている教会。
郊外列車に乗って「ドービーガート」(大洗濯場)へ。
ムンバイは人口1250万人でインド最大の都市ですが、列車を有効に使うと便利です。5ルピー(8円)から。切符売り場は空いています。みんな定期かな?それとも.... 改札はありません。
道路脇(高台)に見学できる場所が設けられています。無料
今は機械化が進んでいるそうです。
「ハッジ・アリー廟」イスラム教寺院。小さな岬の先端にあります。
大洗濯場から徒歩可。
満潮になり岩に犬がとり残されていました。🐶
「ムンバーデーヴィー寺院」ムンバイの名の元になった女神を祀ったヒンドゥー教寺院。写真厳禁で外からの写真撮影も控えるようにとの事です。附近は下町でおもしろいところです。
礼拝を受けた犬? ネパールのお祭りを思い出します。
下町
サンド屋
これは野良牛ではなくエサ代を貰う為に飼っています。
世界遺産「エレファンタ島」ヒンドゥー教石窟寺院遺跡へ。ムンバイ湾に浮かぶ小島にあり、インド門から船で1時間、船代往復205ルピー、 210ルピーを渡しても5ルピーのお釣りをくれず。ポケットマネーになるのでしょう。入島税5ルピー
遺跡入場料600ルピー(960円)😲 インド人は40ルピー(64円)😓
インドの入場料(外国人料金)は高くなりました。😟
出港するとすぐにカモメが寄って来ます。
島に着くとミニSLが待っています。5ルピー ちょっと長めの
桟橋だけを走っています。
石窟寺院は6〜8世紀に造られシヴァ神が祀られています。
メインの第一窟
正面奥に最大の見どころシヴァ三面上半身像。
2020年1月1日 元旦 インドでは普通の日でした。
イギリスの名残り2階建てバスも走っています。
インド名物のヨーグルト清涼飲料ラッシー 20ルピー(32円)。
薄い塩味ラッシー(CHHAS) 10ルピー
店売りのこってりラッシー 20ルピー〜
ヨーグルトそのままの感じ フルーツ入りもあります。
朝食、軽食の定番サモサ 1個10ルピー〜。
ベジタブルターリー(インド風定食) 50ルピー(80円)🤩 基本的
におかわり可。
左下より時計回りにライス、ダル(豆スープ)、野菜カレー、豆カ ー、ニンジンのデザート、漬物(アチャール)、チャパティとパパル(せんべい)、生野菜少々。このターリーは味、値段、ボリュー厶において今回の旅のベストでした。食堂は宿のすぐ近くにありました。
チキンターリー 70ルピー(112円) 少しの肉(中央)が付くと
高くなります。
インドの食は屋台を含めてネパール、バングラデシュより充実しています。おまけに安いです。🥰😂
1月2日 21:10 夜行列車・三段寝台(2等)でムンバイの東350kmのアウランガーバードへ。世界遺産エローラ石窟群への起点となる街です。あまり遠くないので昼行の列車かバスが良いと思います。
三段寝台車は寝台券を持たない乗客でいっぱいで、私が横になっているベッド(下段でした)には2〜3人が座ったり寝たりしています。ベッドの下にも人が寝ています。😰 夜行のベッドは中段がベターです。
寝不足のまま早朝着。ホームは寒いので駅舎で横になって仮眠後、バスターミナル近くのホテルへ。
「地球の歩き方」に載っている「ホテル・カールティキ」へ
シングル450ルピー(720円) 24時間制 部屋はまあまあ バケツシャワー🙀 朝だけお湯がでます。インド人は朝シャワーが好きな様です。WiFi有料
近くに安い「ユースホステル」がありますが早朝の為か閉まっていました。またネットではヨーロッパ風の人気のあるホステルもありますが、一番安いドミトリールーム(499ルピー)が満員でその次は599ルピーでした。
入場料600ルピー(960円 外国人料金)
756年に着工され100年以上かけて完成しました。全部で34窟あり、
1〜12窟は7〜8世紀の仏教石窟群です。第1窟は中央の入場口から右手500mのところにあります。
入場口より中央附近(第16窟)
第5窟 エローラで最も広い僧院です。
第10窟は奥にあるストゥーパ(仏塔)を祀る為だけに造られた独特の窟です。
10窟の前。
30〜34窟は9世紀のジャイナ教石窟群です。ここは左手に1km位離れたところにあります。
マンゴーの木の下に座る女神。
13〜29窟は6〜9世紀のヒンドゥー教石窟群です。そして中央の16窟がメインのカイラーサナータ寺院です。岩山を幅47m、奥行81m、高さ33mの大きさでノミだけで彫られました。寺院内部もすべてです。
第16窟入口。
宇宙を支えるゾウ。シヴァ寺院が全宇宙と考えられていました。
本殿二階の柱の彫刻。
御本尊のシヴァ神の象徴であるリンガ(男根)。
第29窟の彫刻。
猿も遊んでいます。ハヌマンラングールです。猿の神様ハヌマー
ンのモデルで、おとなしくてかわいい猿です。
以前は裏山からカイラーサナータ寺院全体を俯瞰出来たのですが
今は通行止めになっていました。
私の写真技術が未熟な為に全体の雄大さ、技術の精巧さがよく分からないのが残念です。カメラも安物ですが。
次回(7/16予定)は世界遺産のアジャンタ、サンチーをまわり西インド・グジャラート州へ向かいます。
ありがとうございました。