70歳現役バックパッカー世界一人旅  写真日記

こんにちは〜コロナ禍で旅にも出られずヒマなのでブログを始めました。現在から1970年代 (沢木耕太郎の深夜特急の時代) まで遡ろうと思います。暇があったらのぞいてください。

(14) 🇮🇳インドへ 2019/12/27〜2020/2/24 

インドは1977年、1995年に次いで三回目になります。

今回の予定は、今までに行っていない西インドと中央部の世界遺産

エローラ、アジャンタ、サンチー、カジュラホ、そして1977年以来43年ぶり二回目のバラナシ(ベナレス、ワラーナシー)です。

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2019年12月27日 21:35 バングラデシュダッカ

 22:00 インド・コルカタ(カルカッタ)着 エアーインディア

 時差30分

 

コルカタ空港イミグレーションで2ヶ月のアライバルビザを取得。

2059ルピー(約3300円) 今回のレートは1ルピー=1.6円です。

インドビザはe-VISAが便利ですが、今回の予定が短かったので手軽なアライバルビザにしました。手続きが多少あったので係員は面倒くさそうでした。

今夜は到着ロビーの椅子で一夜を過ごしました。

肌寒いうえに蚊?が多かったです。
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  空港は大きくてきれいになりました。

 

12月28日 9:25 コルカタ発 エアーインディア
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  濃霧のコルカタ空港。

 

12:20 ムンバイ(ボンベイ)着 時差無し

エアーインディアは国内線でも国際線発着なので注意です。

 

空港から市内へは列車を使いました。最寄り駅まで徒歩15分。

乗り換え1回 計30ルピー(48円)😁  
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宿は「The Beds」ドミトリー275ルピー(440円) 広いひと部屋のみのホステルで二段ベッドが20個並んでいます。その他は小さなフロントとトイレ・シャワー・洗面台があるだけです。男性のみ 飲料水有り

ムンバイ・フォート地区の中心チャーチゲート駅(郊外列車)から700〜800m位。近くに安食堂が多くありロケーションは良いです。

ムンバイのホテル代は高いです。またインドの安宿は男女別やインド人のみがあるので要注意です。

気候はバングラデシュコルカタとくらべると暖かく暑い位でした。

 

ムンバイのシンボル「インド門」 宿から徒歩可。
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  有名なタージマハルホテル 1903年に完成 右は新館です。

 

ムンバイ人の憩いの場「マリーン・ドライブ」 宿から徒歩可。
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  以前のインドでは考えられなかった恋人たち。

 

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世界遺産「旧ヴィクトリア・ターミナス駅」 イギリス統治時代の建物で1887年に完成。現役の鉄道駅です。 宿のすぐ近くでした。
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内部です。

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夜はライトアップされます。
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  駅の斜め前に建っている教会。

 

郊外列車に乗って「ドービーガート」(大洗濯場)へ。 

ムンバイは人口1250万人でインド最大の都市ですが、列車を有効に使うと便利です。5ルピー(8円)から。切符売り場は空いています。みんな定期かな?それとも....  改札はありません。
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  道路脇(高台)に見学できる場所が設けられています。無料


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  今は機械化が進んでいるそうです。

 

「ハッジ・アリー廟」イスラム教寺院。小さな岬の先端にあります。

大洗濯場から徒歩可。
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  満潮になり岩に犬がとり残されていました。🐶

 

「ムンバーデーヴィー寺院」ムンバイの名の元になった女神を祀ったヒンドゥー教寺院。写真厳禁で外からの写真撮影も控えるようにとの事です。附近は下町でおもしろいところです。
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  礼拝を受けた犬? ネパールのお祭りを思い出します。

 

下町
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  サンド屋


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 これは野良牛ではなくエサ代を貰う為に飼っています。


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世界遺産「エレファンタ島」ヒンドゥー教石窟寺院遺跡へ。ムンバイ湾に浮かぶ小島にあり、インド門から船で1時間、船代往復205ルピー、 210ルピーを渡しても5ルピーのお釣りをくれず。ポケットマネーになるのでしょう。入島税5ルピー

遺跡入場料600ルピー(960円)😲 インド人は40ルピー(64円)😓

インドの入場料(外国人料金)は高くなりました。😟

 

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  出港するとすぐにカモメが寄って来ます。


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  島に着くとミニSLが待っています。5ルピー ちょっと長めの

  桟橋だけを走っています。

 

石窟寺院は6〜8世紀に造られシヴァ神が祀られています。

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  メインの第一窟


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  正面奥に最大の見どころシヴァ三面上半身像。


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2020年1月1日 元旦 インドでは普通の日でした。

 

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  イギリスの名残り2階建てバスも走っています。


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  インド名物のヨーグルト清涼飲料ラッシー 20ルピー(32円)。


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  薄い塩味ラッシー(CHHAS) 10ルピー

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  店売りのこってりラッシー 20ルピー〜
  ヨーグルトそのままの感じ フルーツ入りもあります。

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 朝食、軽食の定番サモサ 1個10ルピー〜。

  

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 ベジタブルターリー(インド風定食) 50ルピー(80円)🤩 基本的

 におかわり可。

 左下より時計回りにライス、ダル(豆スープ)、野菜カレー、豆カ ー、ニンジンのデザート、漬物(アチャール)、チャパティとパパル(せんべい)、生野菜少々。このターリーは味、値段、ボリュー厶において今回の旅のベストでした。食堂は宿のすぐ近くにありました。

 

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  チキンターリー 70ルピー(112円) 少しの肉(中央)が付くと

  高くなります。

インドの食は屋台を含めてネパール、バングラデシュより充実しています。おまけに安いです。🥰😂

 

1月2日 21:10 夜行列車・三段寝台(2等)でムンバイの東350kmのアウランガーバードへ。世界遺産エローラ石窟群への起点となる街です。あまり遠くないので昼行の列車かバスが良いと思います。

三段寝台車は寝台券を持たない乗客でいっぱいで、私が横になっているベッド(下段でした)には2〜3人が座ったり寝たりしています。ベッドの下にも人が寝ています。😰 夜行のベッドは中段がベターです。

 

寝不足のまま早朝着。ホームは寒いので駅舎で横になって仮眠後、バスターミナル近くのホテルへ。

地球の歩き方」に載っている「ホテル・カールティキ」へ

シングル450ルピー(720円) 24時間制 部屋はまあまあ バケツシャワー🙀 朝だけお湯がでます。インド人は朝シャワーが好きな様です。WiFi有料

近くに安い「ユースホステル」がありますが早朝の為か閉まっていました。またネットではヨーロッパ風の人気のあるホステルもありますが、一番安いドミトリールーム(499ルピー)が満員でその次は599ルピーでした。

 

世界遺産エローラ石窟群へ。ローカルバスで1時間 

入場料600ルピー(960円 外国人料金)

756年に着工され100年以上かけて完成しました。全部で34窟あり、

1〜12窟は7〜8世紀の仏教石窟群です。第1窟は中央の入場口から右手500mのところにあります。
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 入場口より中央附近(第16窟)


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  第5窟 エローラで最も広い僧院です。


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第10窟は奥にあるストゥーパ(仏塔)を祀る為だけに造られた独特の窟です。
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 10窟の前。


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30〜34窟は9世紀のジャイナ教石窟群です。ここは左手に1km位離れたところにあります。
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  マンゴーの木の下に座る女神。

 

13〜29窟は6〜9世紀のヒンドゥー教石窟群です。そして中央の16窟がメインのカイラーサナータ寺院です。岩山を幅47m、奥行81m、高さ33mの大きさでノミだけで彫られました。寺院内部もすべてです。
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  第16窟入口。 

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  宇宙を支えるゾウ。シヴァ寺院が全宇宙と考えられていました。


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  本殿二階の柱の彫刻。

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  御本尊のシヴァ神の象徴であるリンガ(男根)。

 

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  素晴らしい彫刻が沢山あります。これは叙事詩ラーマーヤナ

 

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  第29窟の彫刻。

 

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  猿も遊んでいます。ハヌマンラングールです。猿の神様ハヌマー

  ンのモデルで、おとなしくてかわいい猿です。

 

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以前は裏山からカイラーサナータ寺院全体を俯瞰出来たのですが

今は通行止めになっていました。

私の写真技術が未熟な為に全体の雄大さ、技術の精巧さがよく分からないのが残念です。カメラも安物ですが。

 

次回(7/16予定)は世界遺産のアジャンタ、サンチーをまわり西インド・グジャラート州へ向かいます。

ありがとうございました。